選挙結果　新聞記事の収集

高杉徹氏が獲得した約1万5千票は有権者の 30% にあたります。少なくはないですが、決して多くはありません。ましてや21人の議員のうち18人が現職を支援していたとなると、議会運営は難しいものになると予想されます。
かすみがうら市のように無用な混乱とならないよう、新市長と議員は自制をもってことにあたって欲しいです。（特にスキャンダル合戦とかは見たくないです)

http://diamond.jp/articles/-/17619 かすみがうら市は「第二の阿久根」を免れるか？議会リコール機運の先に見える“二元代表制”の試練｜相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記｜ダイヤモンド・オンライン

市民にとっても、常総市の人口減少や過去3年間で増えた続けた借金を考えると、今後の市政は厳しいものになると思います。もしかすると、今の民主党に感じているのと同じような思いを数年後に抱くかもしれません。
新市長は、政策の意図するところを十分に説明していただき、市民側は、それを理解するように努める必要があるのかなと思います。

赤字部分は新市長の決意や施策などです。詳細は次の議会（９月？）の所信表明演述などで述べられるでしょう。

茨城新聞社電子版の号外
http://ibarakinews.jp/main/image/20120708.pdf
「市政一新」を掲げた高杉氏は、「市街地にぎわい再生事業の見直し」「借金増大を防ぎ、財政再建を」などを訴え続けた。(略)
注目された石下地区の有権者の反応も上々で、全域での支持拡大に功を奏した。(略)
「継続・挑戦」を旗印にした現職の長谷川氏は、2期目の再選を目指して20を超える推薦、支持団体を擁したが、上滑りして、威力を発揮できなかった。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120709/ibr12070913580004-n1.htm 常総市長に高杉氏が初当選　４００票弱の僅差で現職破る　茨城 - MSN産経ニュース
2012.7.9 13:56
　任期満了に伴う茨城県常総市長選は８日、投開票され、新人の元市議、高杉徹氏（５８）が現職の長谷川典子氏（６９）＝自民、公明推薦＝を僅差で破り、初当選を果たした。当日有権者数は５万１０９１人。投票率は５９・６１％だった。
　高杉氏は「市民の力で奇跡が起きた。政治に対する不信感、新しい政治への期待がこの結果となった。１０年、２０年先を見越して市の経済活性化や雇用対策に取り組みたい」と決意を語った。
　高杉氏は選挙戦で「市政一新」を掲げ、「市街地にぎわい再生事業」の凍結や悪化した市の財政再建などを訴えた。連合茨城や中小企業団体などの支援を受け、当初、劣勢とみられた選挙戦を終盤で巻き返した。
　長谷川氏は「継続・前進」を掲げ、子育て支援策や東日本大震災からの復興など４年間の実績を強調したが、３８９票差で再選を阻まれた。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120710/ibr12071002250002-n1.htm 常総市長に高杉氏初当選　「市民の力で奇跡が起きた」　茨城 - MSN産経ニュース
2012.7.10 02:25
　任期満了に伴う常総市長選は８日、投票が行われ、即日開票の結果、新人の元市議、高杉徹氏（５８）が現職の長谷川典子氏（６９）＝自民、公明推薦＝を僅差で破り、初当選を果たした。当日有権者数は５万１０９１人。投票率は５９・６１％だった。
　午後１０時過ぎ、同市水海道宝町の選挙事務所に「当選確実」の一報が入ると、大勢の支持者から歓声と拍手が上がった。「信じられない。勝てるとは思わなかった」。思わずつぶやいた高杉氏は、緊張のため表情はこわばったまま。支持者の握手攻めにあって、ようやく笑顔を見せた。
　高杉氏は目を赤く腫らし、「市民の力で奇跡が起きた。政治に対する不信感、新しい政治への期待がこの結果となった。１０年、２０年先を見越して常総市の経済活性化や雇用対策に取り組みたい」と決意を語った。
　高杉氏は選挙戦で「市政一新」を掲げ、「市街地にぎわい再生事業」の凍結や悪化した市の財政再建などを訴えた。連合茨城や中小企業団体、元市長を父に持つ遠藤章江市議らの支援を受け、当初は劣勢とみられた選挙戦を終盤で巻き返した。
　長谷川氏は「継続・前進」を掲げ、子育て支援策や東日本大震災からの復興など４年間の実績を強調したが、３８９票差で再選を阻まれた。
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　◇常総市長選開票結果
　当　　１５２６２　高杉　　徹　無新　
　　　　１４８７３　長谷川典子　無現　【自】【公】

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120710-OYT8T00028.htm 常総市長に高杉氏初当選 : 茨城 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
常総市長選は８日、投開票され、新人で前市議の高杉徹氏（５８）（無所属）が、再選を目指した現職の長谷川典子氏（６９）（無所属＝自民、公明推薦）を接戦の末に破り、初当選した。当日有権者は５万１０９１人。投票率は５９・６１％で、選挙戦となった２００７年の７４・６７％を下回り、水海道市時代を含めて過去最低だった。
　高杉氏は「市政一新」を掲げ、水海道地区の「市街地にぎわい再生事業」の中止を前面に出し選挙戦を展開。借金の膨らむ市財政の再建を訴え、市長報酬の５０％カット、市街地への商業施設誘致による「買い物難民」の解消、１００円巡回バスの運行など高齢者対策を提唱し、支持を広げた。
　長谷川氏は「継続・前進」を掲げ、子育てと仕事が両立できる環境整備などの実績を訴え、市議２２人のうち１８人の支援を受け盤石の態勢で臨んだが及ばなかった。
　高杉氏の事務所では、８日午後１０時過ぎに当選確実が知らされると、支援者から「勝った」「やった」と大歓声。高杉氏は支援者を前に「市民の力で奇跡が起きた。市民の声を政治の場に届ける」と力強く語った。
　一夜明けた９日、高杉氏は午前１０時、市役所で当選証書を受け取り、その後、事務所で記者会見を行った。高杉氏は勝因について、「最大の争点だった『市街地にぎわい再生事業』に市民が直接『ノー』の意思を示した、ある種の市民革命」と語った。同事業は「当面凍結」とし、来年６月着工の市庁舎の建て替え計画も修正の可能性を示した。
（2012年7月10日読売新聞）

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120710ddlk08010675000c.html 選挙:常総市長選　高杉氏が初当選　現職・長谷川氏破る　／茨城− 毎日ｊｐ(毎日新聞)
毎日新聞　2012年07月10日　地方版
　任期満了に伴う常総市長選が８日投開票され、無所属現新２氏の一騎打ちの結果、新人で前市議の高杉徹氏（５８）が、現職の長谷川典子氏（６９）を小差で制し、初当選を果たした。当日の有権者数は５万１０９１人、投票率は５９・６１％だった。
　同日、初当選の知らせが入ると、高杉氏の事務所前では支持者から歓声が上がった。高杉氏は「自分でも信じられないくらい。市民の新しい政治に対する期待」と述べた。９日の記者会見では、財政改革を訴える中、「『市長報酬５０％カット』を掲げて身を切る決意を示したことが大きかった」と振り返った。一方、長谷川氏は毎日新聞の取材に「市民の審判を受け止め、これから一市民としてやっていく」と語った。【山内真弓】
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　◇市長選開票結果＝選管最終発表
当　１５２６２　高杉徹　　　５８　無新
　　１４８７３　長谷川典子　６９　無現
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　◇常総市長略歴
高杉徹（たかすぎ・とおる）　５８　無新（１）
　中小企業診断士▽県中小企業労務協会理事長［歴］参院議員秘書▽市議４期▽早大

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001207100003 朝日新聞デジタル:常総市長選　高杉氏、初当選-マイタウン茨城
2012年07月10日
　常総市長選は８日、投開票され、無所属で新顔の前市議高杉徹氏（５８）が、同じ無所属で現職の長谷川典子氏（６９）＝自民、公明推薦＝を小差で破り、初当選した。当日の有権者数は５万１０９１人。投票率は５９・６１％で過去最低だった。
　当選の知らせを受けた高杉氏は８日夜、水海道宝町の選挙事務所で、「このような奇跡が起こるとは、私自身も信じられない。市民の声が政治を変える時代が来たと思う」と述べた。
　選挙戦で高杉氏は、水海道地区の「市街地にぎわい再生事業」の中止を前面に掲げ、「市の借金は、この３年間で膨らんだ」と現市政を批判。「政策の優先順位を明確にして財政改革を進める」と「市政一新」を訴えてきた。

当選の要因として「悪化した財政状況への市民の批判があった」と分析。市長報酬の50%削減を主張したことも、「自ら身を削って財政改革に取り組む姿勢を示すことができた」として勝因に挙げた。

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120724ddlk08010127000c.html 常総市:藤島副市長、辞職へ　／茨城− 毎日ｊｐ(毎日新聞)
毎日新聞　2012年07月24日　地方版
　常総市の藤島忠夫副市長（５４）が３１日付で辞職することになった。既に長谷川典子市長（６９）に辞職願を提出済みで、理由は「一身上の都合」という。藤島副市長は元県職員で、県市町村課副参事から０８年１０月に副市長に就任した。任期は４年間だった。今月８日の市長選では新人の高杉徹氏（５８）が長谷川市長を小差で破り、初当選。現市長の任期満了日は８月２日。