9月の定例市議会

なぜ、副市長の選任に議会の同意を必要としているののか知りませんが、少なくとも、こんな理由で同意しないことを想定しているとは思えない。
副市長の存在や、報酬の支払いが問題なのであれば、“常総市副市長定数条例”なり、“常総市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例”なりの修正案を出せばよいだけでしょう。


地方自治法でも、常総市の条例でも、副市長(副市町村長)や教育長が存在することを当然の前提としているわけですから、不在というのは市民生活や教育に影響を与えかねません。
誰のために政治をやっているんですかね。

http://www.joyo-net.com/kako/2012/honbun120926.html#kijie 常総市議会、副市長選任を否決 市長給与半減案は可決
議会からは「市長選のとき(高杉市長は)このままでは(財政再建団体になった)夕張市みたいになるから財政削減をしなくてはいけないと公約で言い、(前職の)議員職も、事前に辞職すると補欠選挙になるから、予算を削減するため(届け出と同時に議員職を失う)失職とした。副市長の人件費はボーナスや退職金も含め4年間で6000万円かかる」「下妻市は副市長を置いていないのに弊害は出ていない」など反対意見が出た。

これに対し高杉市長は「共に財政改革を強力に押し進める片腕として必要。人件費より財政改革によって削減する費用の方がはるかに大きい」などと反論したが、採決の結果、賛成6、反対13の賛成少数だった。

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120926ddlk08010085000c.html 常総市議会:副市長人事案否決 市長給与削減案は可決 /茨城− 毎日jp(毎日新聞)
 常総市議会は25日、副市長に市保健福祉部次長兼社会福祉課長の門井信夫氏(58)を起用する人事議案を賛成少数で否決した。高杉徹市長は「石下地区から副市長を」「私とともに財政改革を進める」などと強調。石下地区の市議らからは歓迎の声も聞かれたが、一部市議が副市長に人件費がかかることを理由に「市長選での公約である財政再建に反する」などと反発した。