常総市議会報告という折込  (続き)

新聞報道によれば、9月議会で市長は、給料(月給)・期末手当・退職手当の全てを任期中(4年間?)50%削減する改正案を提案するそうです。


この動きを知って議会報告書を発行したのでしょう。なるほどですね。さすがです。


ただま。
おかげで常総市議会議員の考える優先順位について多くの市民の知るところとなりました。
今後の議員発言に対する市民の見方が変わってくることでしょう。
市長には上手な情報発信を期待したいところです。


ちなみに私自身は給料(給与・報酬)カットというのはあまり良い手段だとは感じていません。
したがって、一般論としては、それを公約に掲げるのも、それで投票先を決めるのも、それによって議会が紛糾するのも止めて欲しいと思ってます。
ただ、常総市の場合は、そう公約するしかなかった部分もあるのでしょうから、間違いではなかったかと。

http://www.joyo-net.com/kako/2012/honbun120901.html#kijic
常陽新聞
●市長給与50%減額、再提案へ―常総
臨時会で否決され、9月議会に
(略)高杉市長は31日の記者会見で、9月5日開会の9月議会に、市長給与を50%減額する条例改正案を再提案することを明らかにした。
臨時議会で否決された議案は、50%減額する期限を今年度末までとし、その後は毎年、再提案する手続きだったのに対し、9月議会に提案する議案は、任期中の2016年8月2日までの4年間、50%減額し、減額後の給与をボーナスや退職金にも適用するという条例改正案とする。(略)
9月議会ではほかに、副市長と教育長の人事案件についても会期中に追加提案することを明らかにした。

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120901ddlk08010239000c.html 高杉・常総市長:給与50%カット、条例案再提出へ /茨城− 毎日jp(毎日新聞)
高杉市長は「議会や市民の声を含め、総合的に判断した。実現できるかどうかが大切だ」と話した。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001209010004

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120829-00000586-san-pol 新座市長は70%も…首長の給料大幅カット相次ぐ 埼玉 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

自治体の厳しい財政事情を考慮して、給料の大幅カットに踏み切る市長が埼玉県内で相次いでいる。新座市の須田健治市長は28日、月給を70%カットする条例案を発表。坂戸市でも50%カットを予定しており、すでに実施済みの市は半数に上る。各市の市長は「財政難に臨む覚悟」などと説明するが、有識者からは「実質的な財政再建策がないと単なるパフォーマンスになる」との苦言も聞こえる。