選挙活動の自粛に関連したニュース

朝日新聞 4月2日

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001104020004 asahi.com:選挙カー自粛 7議会でも-マイタウン茨城

24日に投開票される統一地方選後半戦で、県内の議会で選挙カーの使用自粛を申し合わせる動きが続いている。候補者の選挙カー経費は基本的に公費から支出されるため、負担を減らし少しでも復旧費用にまわしてもらおうという考えだ。
 土浦市議会は1日、7会派の代表者会議を開き、自粛を申し合わせた。1人最大45万1500円の選挙カー経費を自己負担とし、運行時間も4時間短縮し連呼や大音量を自粛する。
 日立市議会の共産党を除く5会派、常総市議会の共産党と創政会を除く6会派、古河市議会の5会派も自粛を申し合わせた。石岡市議会は現職19人のうち16人が、五霞町議会は現職9人が自粛を決めた。
 また、龍ケ崎市議会は、選挙カー経費の請求自粛のほか、2011年度分の政務調査費と視察旅費、委員会交付金の計366万円を受けとらないことを全会一致で申し合わせた。

読売新聞 4月9日

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110409-OYT1T00155.htm 「連呼なし、盛り上がらぬ」終盤に解禁の候補も : ニュース : 統一地方選2011 : 地方選 : 選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ベテラン議員2人が引退する高知市選挙区(定数15)には、現職12人、新人5人、元議員2人の計19人が立候補。雇用創出、地域振興などを訴える。当初は「選挙カーを使わない」「名前の連呼はしない」などとしていた候補が多かったが、選挙戦終盤となって連呼を〈解禁〉する陣営も。陣営幹部は「連呼なしではあまりにも盛り上がらず、方針を変えた」と話した。

自粛を申し合わせたのか、各自の判断で行ったのかわかりませんが、途中で変えるというのは、どうかと思います。

読売新聞 4月9日

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110409-OYT1T00074.htm 自粛ムード一変、なりふり構わぬ県議選新人候補 : 巨大地震 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

序盤は、東日本大震災に配慮した自粛ムードが広がっていたが、最終盤に差し掛かり様相が一変。選挙カーによる遊説自粛を申し合わせた「紳士協定」がなし崩しになったり、街頭での「パフォーマンス」を敢行する候補が出たりと、知名度不足挽回のため、なりふり構わぬ姿勢を見せる新人も増えている。
 現職、新人が競うある選挙区では告示前、選挙カーによる遊説自粛を申し合わせたが、一部の新人が、中盤以降、そろって選挙カーを投入した。
 ある陣営では、まずは個人演説会の会場案内を流し、翌日から候補者名の連呼に踏み切った。音量は抑え気味だが、陣営幹部は「ムードも盛り上がらず、支持者から『やる気があるのか』としかられた」と、苦しい内情を明かした。
 これに対し、現職候補の陣営関係者は「出来れば最後まで(選挙カーは)使いたくない。申し合わせ通りに、自分たちの足元を見つめて戦いたい」と平静を装った。

「紳士協定」というのが新人議員も含めたのかどうか分かりませんが、選挙カーの自粛は現職に有利に働くように読めます。