(メモ)東海村に関連したこと 前半

東海村の請願のことを検索していた際に知ったことなどを記事にしてみました。表面的なことしか知らないのでトンチンカンな内容かもしれません。


村上村長の美浦村での講演会

http://www.joyo-net.com/kako/2013/honbun130512.html#kijie 常陽新聞 ●講師に村上東海村長招く 美浦原発を考える講演会
 原発を誘致すれば、 10年間で400億円余の金が落ちるが、 既存の地場産業は崩壊する。 結局、 原発は金、 金、 金…。 力と金の社会。 原発に依存する社会となる。

東海村は、そのお金は既にもらって、使ってしまったんですよねぇ。
原発が無ければ地場産業干し芋?)どころか地域社会の維持も困難だったでしょうし、東海村という名前も自治体の大合併で無くなってしまったかもしれませんし。
言われていることは、もっともなのですが、当事者の首長の発言としては共感できません。(逆に当事者だからこそ、貴重な発言だと感じる人も多いのでしょうけど)
これから100年かけてお金を返還するのであれば、すげ〜 と思いますが。



TOKAI原子力サイエンスタウン構想は廃炉を前提としていない

最近になって知った構想なので、東海第二原発廃炉にしたあとの雇用や財政の維持を目的としていると思い込んでいたのですが、廃炉とは無関係なのですね。(もちろん、原発の存続を前提にもしていません)


http://www.vill.tokai.ibaraki.jp/viewer/info.html?id=2673 東海村:「東海村原子力の将来像 〜“TOKAI原子力サイエンスタウン構想”〜」の決定・公表について
【別紙】構想案に関する御意見への回答(PDF 318.7KB)


考えてみれば、住民の過半数原発を容認している現状で、この構想を原発廃炉に結びつけてしまうと、原発廃炉に出来なかったときに一緒に廃棄(無視)されてしまう可能性があります。
また、原発を容認しているからこの構想にも反対する住民も出てきかねませんから、関連させないのが正解ですね。
東海村の中でどのように扱われているのか知りませんが、無関係であることは、更に更に明確にしたほうが良いのではないかなと感じました。


それと、「即効的な経済効果は求めない(社会的、文化的価値を重視)」と明記していますから、東海第二原発廃炉にしても雇用や税収は、この構想で確保できるかのような誤解が起きないように周知することも必要だろうと思います。
(あとになって、この構想に騙されたと感じる人が出てこないように)



関連して、ちょこっと。
サイエンスタウンを検索すると、この構想を紹介しているブログが引っ掛かり、よく勉強されているなぁと思っていたのですが、東海村の文書を転載していたものでした。
まぁ、転載やコピーは、法律上は駄目であっても、資料として貴重なものだったりしますから批難はしません(このブログでもやっているし)。
ただ、微妙に文言(文末など)や構成を変えているとなると、話は別です。
資料として使えませんし、そもそも著作者に大変、失礼な行為だと思うのですよね。同一性保持権の侵害に当たる可能性もありますし。
別のバージョンの元文書があるとか、なんらかの許諾をもらっているのでしょうか。