(メモ)道の駅の設置間隔

2015.06.03:常総市平成27年5月定例会議(第6回会議) 本文
180 ◯7番(遠藤章江君)
あとこの間いただいた計画書を開くと、道の駅をつくりますと。道の駅は下妻市にあります。大体そこから常総市まで約16キロ、道の駅というのは大体10キロから20キロを置いていくわけですよね。16キロですから下妻からすれば常総市に置くというのはあまりにも近過ぎる。ましてや坂東市がサービスエリアを圏央道の中につくる、そこで大規模な農作物の直売所をつくる、そしてその直売所は圏央道に乗っていない方、周辺住民も外から入れるような直売所にするという壮大な計画を坂東市の吉原市長は発表しております。


議事録をよんでいましたら、道の駅の設置間隔についての発言がありました。
道の駅を 10〜20キロに置いていくのなら、16キロというのは、まさにベストポジションではないかと思い、ちょっと検索してみた結果を置いておきます。


結果、設置間隔は最大でも 30分程度ごとに道の駅があるのが理想ということで目安にしているようです。
下妻と常総を結ぶバイパス道路は道路状況が良く、速度を維持できるため 15分強(?)で着くと思われます。
近いといえなくもないですが、不可能な理由にも、できないように思えます。


検索結果など

「道の駅 設置間隔」で検索すると、最大でも25キロ、望ましいのは10から15キロ(20キロ)程度という情報しかみあたらない。国交省の地方整備局ごとに手引きをつくっているようで、地域によって多少、違うのかもしれない。

道の駅 - Wikipedia

道の駅の設置間隔については、高速道路のSA・PAのような明確な基準は設けられていないが、おおむね10km程度の間隔があるように計画されている。なお、間隔が10km以下となる申請があった場合は、特徴の違いによる棲み分け、交通量の状況、地域の実情などを総合的に判断して決定する。

「道の駅」Q&A

問180.隣接する道の駅との距離間隔に何か条件が有るのか?(駅と駅の距離はどれくらいあるのか。)
回答:「道の駅」は、地域の創意工夫に基づく施設であり、厳密に間隔を規定して設置する性格のものではありません。しかし、利用者利便を考慮すれば、概ね10〜20Km程度の間隔が理想的で、他の類似施設も配慮し、地域に応じた、適切な間隔を決定することが必要です。
問181.ある程度同じ間隔で設置されていると便利であるが、どのような考え方で設置されているのか。
回答:道路管理者の立場からいえば、適切な間隔にあることが理想的ですから、10〜20km、最大でも25kmと考えています。しかし、地域の交流施設が同間隔に配置されることは地域の事情等で困難であることは事実です。
問182.もっと設置して欲しいけど配置の基準はあるのか。(各市町村にできないか。)
回答:道路管理者としては10〜20㎞程度の間隔に配置されていることが望ましいと考えています。しかし、路線の性格、交通量、地域情報の発信機能などを勘案して位置づけられることが妥当と考えています。
(注 このサイトは個人の作成。出典元は書いてないようだが、“ぎょうせい”の手引き書に書いてある物のような気がする)

「道の駅」登録・案内要綱 国土交通省 http://www.mlit.go.jp/road/Michi-no-Eki/pdf/guidance.pdf




筑西市の道の駅の構想。

筑西市では道の駅を設置しようとしている。
近傍には複数の道の駅があるが、会議で国土交通省は、設置距離には明確な規定はないと回答。



周辺の道の駅を地図で探してみたらこんな感じ

坂東市圏央道のパーキングエリアに道の駅を計画中だが、一般の幹線道路沿いではないでしょうから、常総市に道の駅を作っても干渉しないのでは?) 国道294号線とは別の幹線道路ぞいになるようなので、道の駅としては干渉しないのでは? 農産物の大規模な販売所としては商圏が重なりそうですが)

http://www.e-nexco.co.jp/company/strategy/pdfs/201502.pdf NEXCO東日本




■一般道路の休憩施設計画の手引き(案) 中部地方整備局
http://www.cbr.mlit.go.jp/road/sekkeiyouryou/pdf/cb003_kikakouzou_201403.pdf
30分程度で到着できることから最大間隔は25キロ以下が望ましいとしている。



追記
千葉県南部は、道の駅の密集地のようです。設置間隔 10キロ以下のものが数多い。
道の駅 公式ホームページ – 全国「道の駅」連絡会