政務活動費のネット公開
茨城県議会は、政務活動費のネット公開をはじめました。
どんなものかと思ってサイトを見てみましたが、何もわからないですね。
政務活動費収支報告書 | 茨城県議会
こんだけーー?
もうちょっと公開されると期待していたので、残念な気持ちです。
領収書も公開とは言いませんが、我孫子市や取手市の議会のように、集計表は公開してほしいものです。(茨城県議会では作る必要はないのかな?)
茨城県の政務活動費についてのリンク
ほっとメール@ひたち : 茨城県議会、鉄道・バス旅費精算に領収書添付を義務化
市民オンブズマンいばらきブログ 茨城県議会議員の政務活動費調査 その1
政務活動費報告書閲覧調査・・茨城県議会 市民オンブズマンつくばみらい改め 劣化と失調/ウェブリブログ
1万枚の資料 市民オンブズマンつくばみらい改め 劣化と失調/ウェブリブログ
茨城県の政務活動費の手引き。(画像ファイルの PDF 化のため巨大データです。閲覧注意 全国市民オンブズマンのウェブサイトより)(ちなみに、茨城県議会では常総市議会とは異なり、領収書の宛先は議員の個人名でも認められるようです)
なお、国会議員の収支報告書はこんな感じで閲覧できます。
【続報リクエスト】収支報告書を読んでみた | News Socra
こうやって公開している資料について、週刊新潮が報じるまで、マスコミは取り上げなかったんですよね。
マスコミは第四の権力とか、権力のチェック機関とか言っていますが、その職務を果たしていなかったことが明らかになりました。
まずは、「自分たちは権力のチェック機関として無能でした」と国民にお詫びしてほしいものです。
あと、収支報告書を国がチェックしたらと言いますが、それって国家権力が、国民の代表である議員の活動に口を出すことを求めるということですよね。
政治家の収支には税金(政党交付金)も含まれているからですが、まずは国民がチェックすべきであって、国はチェックできる体制を整えていれば、まずは合格点だと思います。
国民側の意識の問題のほうが大きいでしょう。
地方自治体も同じ。
政務活動費で、変な計算や領収書があると、すぐに自治体(議会事務局?)がチェックせよという話になります。
でも、まずは住民がチェックすべきです。
常総市議会も、政務活動費をウェブ公開して欲しいですけれど、どうなるかな。
常総市議会議員の政務活動費について、こんなニュースがありました。
【茨城新聞】市議2人の政務費 一部に不適切支出
2014年10月31日(金)
常総市議会の会派・公明党(2人)が2012度に請求した政務活動費で、一部に不適切な支出があったと市監査委員が認めたことが30日、分かった。茨城新聞の取材に対し、同会派は「監査結果に従い、今後適切に対処する」としている。市条例に基づき、返還…
引用部分の末尾は「返還金は発生しない。」です。政務活動費として報告しなかった経費を充当するためだそうです。不適切な支出とは政務活動とは無関係の書籍(小説)の支出や、別の年度の支出です。
公明党の議員とは、遠藤正信(議長)、中島亨一 のお二人です。