地震や火事の時はどうするの

遠藤章江議員が庁舎の防災(水害)対策について書かれていますけど、あれ、地震や火事の時には、どうするつもりなんでしょうね。

常総ルネサンス/水害からの復活・庁舎編(1) - 常総ルネサンスへの道
一階は、水にぬれても問題のない施設にするほかないのです。
ズバリ言えば、プール、温泉、シャワー施設、ジャグジーのような設備を完備した水につかっても洗い流せばOKな健康増進施設を建設することです。(略)
それも、全面ガラス張りにしておけば、水没した壁を剥がして修理する必要もおこりません。(略)
そして、4階より上に耐震免震構造の建物を建てていくことが、良いと思っています。
ついでに、市民会館も造ってしまえば、一石二鳥です。

そういう施設は、開放感をもたらすために柱を減らすように設計するので、構造的に地震への耐性は弱いはず。もちろん強くすることは可能でしょうが、コストが莫大になりそう。
ましてや、ガラスなんて割れたらどうするの? そもそも特注品でしょうから修理するのはお金も時間もかなり必要なんじゃないのかな。家のガラスをジョイフル本田で買ってくるのとは訳が違う。
市民会館には、子供や高齢者、障害者が100人単位で集まることだって想定されるのに、地震や火災でエレベーターが使えない時に、どうやって避難してもらうんです? (避難はしないで、その場で待機させるのかな。火事の時も?)
もちろん、高層階に市民会館等のある自治体もあるでしょうが、それは他に選択肢がないからそうなっているだけで、わざわざ本質的な危険を持った施設を作ることは無いでしょう。

市の執行部の皆さんには、かなりの不評で私め、かなり馬鹿にされているそうです。
でも私の持論
「若者、バカ者、よそ者が、世の中を変えることができる」
いくら笑われても、バカにされてもかまいません。少し頭がおかしいと思われて結構です。

ブログに書いているだけではなく、リアルでも語っていたのか。。。。。
これ、単に、危険性が増してしまうから駄目だと言われているだけのような気がする。それが理解できないまま、ブログに書いているということなの2かな。
アイディアへの批判と、人格への批判を区別できないのかな。 ← これは人格への批判ですね。


庁舎の防水対策について - 常総ルネサンスへの道
もう一つは「今の場所の建物の上に増築」する方法です。
いずれにしても予算が膨大にかかることですから、慎重に検討しなければなりません。
私は、できたら今の庁舎の上部に増築することができればと思います。
日本の素晴らしい技術をもって、現在の庁舎で仕事を続けながら
庁舎を上層階に建て増すことは可能ではないかと。

どういう工法なのかと思い簡単に検索してみたところ、これは既存の建物の周囲に柱を立てて、その上に新築部分の床を作っていくということのようですね。
つまり、足(柱)の長〜い新築部分を既存の建物の上にかぶせる感じです。
これも地震を考えると、あんまり、望ましい構造とは思えません。
もちろん、現在の設計、建築技術なら何も問題はないんでしょうが、わざわざ、構造的に地震に弱い形式を採用する必要は無いと思うんですよ。
階段だって、既存部分の人数を避難させるだけの幅で作っているのでしょうから、高層階を作ってしまったら避難しきれるの?
金額的にも、今の新庁舎を解体して新規に高層の庁舎を建てるのとのと、そんなに変わらないような気がします。(常総市はプレハブ庁舎の経験が2回(?)もあるのですから、既存の庁舎を使い続けることには価値はあまりありません)



今回の水害では、地震と停電への対策は十分に考えて新庁舎を建てたのに、水害への備えをしていなかったことが批判されています。
それなのに、今度は水害のことしか考えていない(としか思えない)のは、どういうことなんでしょうね。


一般の人が言っているだけなら、こんな書き方はしませんけれど、災害時には陣頭指揮を取る市長に、1ヶ月後になろうとしている人の文章ですからね。
仮に、今、市長だとしたら、この案をもとに防災対策を職員に指示していたわけでしょう?
見逃しちゃ駄目だと思う。


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全然別の話ですけど、防災関連なので、ついでに書いておきます。


先日の震度4の地震のとき、防災無線で放送が流れたそうです。あれは意味があるんですか?
わざわざ防災無線で言ってもらわなくても、地震が起きたことくらい、気がついていますよ。
金子議員が震度4(?)でも放送を流したらどうかと一般質問をされていましたが、本当に流すことにしたとは思いもよりませんでした。
地震だけなら「びっくりした」だけで終わりですが、直後に防災無線がゴミョゴミョと音を流していたら、何かあったのかと思って、不安が高まりますよ。
震度6震度5強?)くらいの建物の崩壊も考えられるような地震のときなら防災無線を流すことで、「市役所は無事らしいから、何かあっても助けてもらえる」という安心感を市民に与えることは可能でしょうが、それ以外の時に意味があるのかどうか。
防災無線は嫌いです。(役に立つこともあることは認めますけども)