甲状腺エコー検査結果が公表されていました

常総市が助成している甲状腺エコー検査の結果が更新され、今年の3月分まで公表されていました。
甲状腺エコー検査の結果について/常総市ホームページ
平成27年度の結果は、66人が受診し、 異常なし(A1判定)50、経過観察 (A2判定)15、要精密検査(B判定) 0、要精密検査(C判定) 1 です。
他の自治体などでの調査でC判定が出ることはまず無いので、その点の違いはあるものの、全体としては大きな違いは無さそうです。

ちなみに、平成25年度の受診者は61人、平成26年度は50人でしたので、3年目になって受診者が増加しました。特に3月に34人も受診しています。
エコー検査の助成は3年間(平成27年度まで)のため、最後に駆け込み受診をしたのでしょうか。
でも、平成28年度の予算書を見ると、甲状腺エコー調査の助成金として15万円(50人分)を計上していますから、今後も続けるつもりのようです。
ウェブサイトの案内を見ると助成は今年の3月末までと書いてあるのですが、ウェブサイトの更新が間に合っていないということなのでしょうか。それに過去に助成を受けた人は再度、助成してもらえるんでしょうか。
甲状腺エコー検査費用の助成について/常総市ホームページ


更新されていないといえば、市内の農作物の測定結果も「最新の測定結果」が平成27年のものですね。
例年ですと、今はタケノコの測定が何件かある時期なので、今年はどうなっているか興味をもっていたのですが、持ち込んだ人がいないのでしょうか。
放射性物質測定結果の公表について/常総市ホームページ


ついでなので、常総市議会の議事録で、放射線甲状腺原発などのキーワードで検索してみましたが、この1年は、殆ど使われていませんね。
さすがに5年目となると、こんなものでしょうか。

でも、平成28年度の予算書を見ると、測定機器の点検委託料として37万円ほどの支出があるんですよね。毎年度、支出しているようです。
少なくとも東海第2原発が稼働するまでは保留してしまって良いんじゃないでしょうかねぇ。