9条にノーベル平和賞? 日本国民は9条を選んでないでしょ?

憲法9条ノーベル賞って話があるそうです。

でもねぇ。日本国憲法、日本国民は別に選んでいないよね。

日本国憲法の成立時は国会議員が審議しただけで、国民投票なんてしていない。


その後の殆どの期間、選挙で選ばれて政権を担ってきた自由民主党は、自主憲法の制定を掲げているわけだし、当然、総理大臣も自民党から選ばれているわけで。
首都である東京の知事も、憲法改正を強く訴えている人が高い支持率を得て就任していました。


野党第一党民主党憲法改正を言っていますし、9条の改正も否定していません。
護憲を党是としていた社会党は無残な状態ですし。


「日本国民」がどう考えているかはともかく、外からは日本国(民)は憲法を改正したいと思っているとしか見えないでしょう。


日本国民は憲法を護ってきたわけではなく、関心がなくて、ほっちゃらかしてきただけだと思いますよ。
憲法の根本原則である、立憲主義という言葉をここ数年で知った人は多いはず。そのくらい興味がなかったということ)


運転免許を若い時にとったけど、運転することがなくて、無事故無違反の人っているじゃいないですか。
そういう人が「何十年間の無事故無違反を表彰します」なんていう賞状をもらっても、気恥ずかしいだけでしょ。
日本国憲法もおんなじ。


もし、9条にノーベル平和賞なんていうことになったは、一度、保留したうえで、9条改正の国民投票をして、改正しないという結果になってから受け取るべきでしょう。
もちろん改正することになったら、ノーベル賞は返上ですね。


憲法改正国民投票を、もっと早い時期にやっておけばよかったと思う。



追記

被団協や「九条の会」は平和賞ならず 「頑張っていく」:朝日新聞デジタル
ノーベル平和賞って、受賞理由の非核三原則を実は破っていたんですからねぇ。日本国民に受け取る資格があるのかどうか疑問です。