パブリックコメントの結果は、いまだ情報なし

常総市では10月にいくつかのパブリックコメントを募集していました。(こちらで記事にしています)

暴力団排除条例の募集締め切りは10月19日でしたので、すでに2ヶ月経過していますが、結果については、なんら情報がありません。http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/00483.html

同時期に行ったほかの意見募集については、「意見がありませんでした」とのコメントが付いているので、この条例については意見が有ったのでしょう。

条例なので、対応に時間がかかることは理解します。
しかし「何人から何件の意見がありました」程度のことは、すぐに公表できると思います。

さすがに2ヶ月も放置しているとなると、形だけの意見募集のつもりだったんじゃないかと疑わざるを得ません。

市民討議会の議事録と報告書が公開されていました

http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/00539.html

報告書 51ページ
【中間報告会での意見】
・過去 4 回、これまでの結果について、提案した話はどうなったのか。討議する以前に、これまでの話を聞いていないので、お聞きしたい。
⇒1 回目は高齢者、2 回目は地域活性化、3 回目はブランドづくりをテーマに話し合ったが、結果は全て実現には至っていない。

知らなかったわけでは有りませんが、あからさまに書かれているとがっかりですね。

にぎわい交流施設等管理運営検討委員会 第三回議事録公開

この議事録を読むと、これまで常総市で行われてきたイベントの概況がうかがうことができます。
施設の建設は納得できませんが、この委員会自体は、あたえられた状況のなかで、よくやっている感じがします。


ただ、情報開示について、議事録の公開で o.k. と考えているようなのは、困りものです。
資料があるようですから、それもウェブ公開したらいいと思いますよ。

http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/03130.html


【会長】
情報公開といいますか、パブリックコメント等について、事務局はどのように考えていますか。
【事務局】
 市のホームページに、会議録という形で個人情報を伏せて随時掲載させていただいております。
 
【D委員】
 わかりました。それでは、その情報が市のホームページに載っていますという記事を市報等に出したことはありますか。
【事務局】
 それはまだありません。
【D委員】
 それでは、市報等にぜひ掲載してください。
【会長】
 市報等にぜひホームページをごらんくださいというような記事を掲載していただければと思います。それからホームページでの意見募集についてはどうでしょうか。
【事務局】
 意見募集についてもホームページ上で行うかどうか検討したいと思います。

稲敷市は63万円の入札で、取手市は印刷機の不正利用で百条委員会を設置

常総元気塾の問題に対する百条委員会について、たいした金額ではないからという意見があるらしいけれど、百条委員会というのは金額の問題じゃないんですよ。

そもそも金額だけでも、常総元気塾の不正請求&返済額は確定分で70万円にもなっています。
明らかになっていない不正請求や、市の損害、契約不履行を考えれば、金額換算でいくらになることやら。

全て県(国)の補助金だからという意見も、常総市の税金からも一部、支払われたみたいですから、意味、有りません。

百条委員会は、政争の道具として使われることも有るようですが、それならそうと、ハッキリ言えばいいでしょうに。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20111216-OYT8T01271.htm
稲敷市議会が百条委 清掃業務入札情報漏れで

 稲敷市が予定していた桜川庁舎の清掃業務委託の指名競争入札で、指名5社の業者名が事前に漏れていたとして、市議会は16日、地方自治法100条の調査権限に基づいて事実関係を調べることを決めた。この問題で、すでに設置されている同法98条に基づく調査特別委員会に権限を付与する。
市によると、入札は桜川庁舎の年末の大掃除を委託するもので、8月16日に予定していた。予定価格は63万円。7月25日に5社が選ばれ、指名が正式決定する同27日、市議から「指名業者が漏れている」と業者名を通告された。

http://ameblo.jp/kajiokahiroki/entry-11036120110.html
チラシ3000枚を市議会図書館の印刷機で作成するなどしていた問題

追記






潮来市では、市議による下水道使用料の未払いで、百条委員会を設置

3月の定例議会の議事録より。雇用者は元気塾のメンバーか?

http://asp.db-search.com/joso-c/dsweb.cgi/document!1!guest04!!16134!1!1!1,-1,1!282!9933!1,-1,1!282!9933!5,4,3!2!4!26421!11!2?Template=DocPage
11 ◯9番(高杉 徹君)
最後に、質問の四点目、インターネットのサイト「スマイルじょうそう」の構築を外部に委託した形をとっておりますけれども、この再委託した方は常総元気塾のメンバーではありませんね。また、平成21年に採用した3名の労働者は、外部からの採用という形をとっていますが、この方々は常総元気塾のメンバーではありませんね。この点を確認しておきたいと思います。

(この質問事項に対する答弁なし)

http://asp.db-search.com/joso-c/dsweb.cgi/document!1!guest04!!16134!1!1!1,-1,1!282!9933!1,-1,1!282!9933!5,4,3!2!4!26421!19!2?Template=DocPage
19 ◯9番(高杉 徹君)
平成21年5月に常総市と元気塾が委託契約を結んだ時点では、元気塾は元気塾としての正式な発会はしてなかったんですよね。これは全協で説明されましたけれども。 (略)
それから、答弁漏れかと思うんだけれども、最後に私が確認したいということで、再委託された方及び3名の雇用者が常総元気塾のメンバーでなかったのかどうか、この点について少なくとも確認をしたいんですけれども、この点、お願いいたします。

http://asp.db-search.com/joso-c/dsweb.cgi/document!1!guest04!!16134!1!1!1,-1,1!282!9933!1,-1,1!282!9933!5,4,3!2!4!26421!21!2?Template=DocPage
3点目の会員であるかないかというようなことにつきましても、住民監査請求の中で説明を求められておりまして、監査事項にかかわるというようなことでございますので、その点につきましては答弁を控えさせていただきたいと思います。

http://asp.db-search.com/joso-c/dsweb.cgi/document!1!guest04!!16134!1!1!1,-1,1!282!9933!1,-1,1!282!9933!5,4,3!2!4!26421!23!2?Template=DocPage
23 ◯9番(高杉 徹君)
それと、サイトの再委託をされた方及び3名の雇用者がもしも元気塾のメンバーであったとしたならば、これは私はこの事業そのものが元気塾の内部でお金のやりとりがされていたという形になっちゃいますから、非常に問題があるのではないかというふうに私は思うんだけれども、当局としては、もしそうだった場合は、この事業そのものが雇用事業ではなく団体間でのお金の回しになったというふうに考えるのかどうか。この点、答えられたらお願いします。

http://asp.db-search.com/joso-c/dsweb.cgi/document!1!guest04!!16134!1!1!1,-1,1!282!9933!1,-1,1!282!9933!5,4,3!2!4!26421!25!2?Template=DocPage
25 ◯市民生活部長(糸賀 達君)
それと、2番目の質問でございますが、もちろん監査結果の公表後にはお知らせすることはできるというふうに考えます。
 それと、その次の仮定の話といいますか、仮にということでございますが、大変申しわけございませんが、監査事項にもかかっておりますので仮定での答弁ということも控えさせていただきたいと思います。


確か常総市常総元気塾のメンバーリストは持っていないはずですが、このやり取りを見ると、誰がメンバーであるのかは知っているみたいですね。


それに、ここで言っている住民監査請求は既に終わっているので、雇用者やココファンクリエイトの代表者が元気塾のメンバーであったかどうかは、明らかできるはずですが、どこかで公表したのでしょうか。
(そもそも、メンバーでは無いのなら監査請求とは関係なく回答できるでしょうに)


なお、この議事録を読んでいて、たまたま気が付きましたが、常総市と契約を結んだ平成21年5月には、元気塾は発会していなかったのですね。
設立状況については、こちらで書きましたが、設立と発会では意味が違うということなのでしょうか。
どちらにしても正式に発会していない団体(?)と、429万円もの随意の契約を結んだうえ、人を雇用させたんですね。(雇用主は誰?)
4月に市民討議会のパートナーシップ協定も結んで、市報にも「常総元気塾」との名前を出していました。勇気ありますね。