トランプ大統領の就任演説を読んだ

トランプ大統領の就任演説を新聞で読みました。
呼びかける対象を、失業していたり、仕事が無くなることを危惧している人たちだと想定すれば、聞き手の心をつかむ内容になっていますね。さすがです。
今まで、なぜあんなに支持する人が居るのか分からなかったのですが、やっと理解できました。


格調が無いとか、小学生レベルの英語などと言われていますが、“衣食が足りないんだよ”と訴えている人に“礼節”を持ち出すのは馬鹿げてると思うんですけどね。それでは相手にされなくなるのも当然かなと。
日本の良識派とかリベラルな人たち(マスコミ含む)も同じ。


自分は自民党系の候補者に投票したことはありませんし、基本的には反体制側でリベラル側の人間だと思っています。
でも、今の日本では、市民派とかリベラル派とか言われれるくらいなら、ネトウヨと呼ばれたほうが、マシですね(笑)
なんでそうなってしまったかと思い起こせば、東日本大震災のときに、放射線関連でなにやら変な話をする人がいっぱい出てきたあたりからですね。人のためと言いつつ、自分の利益(自尊心)の最大化をはかっているのを見せつけられては、そっち側には居たくないですよ。
(そういう人たちが左派ということではなく、左派の人の言い方や考え方とそっくりだと感じたんですよ)


去年は、市民派(?)の元市議さんから記事の削除を要請されました。ご丁寧なことに弁護士さん経由で。
体制側(自民党側)を批判するような記事を書いていたときには何もなかったのに、逆方向の記事を書き出したら、揶揄するようなコメントが来るようにもなりました。
まぁ、体制側の人たちには相手されなかっただけでしょうが、それだけとも思えません。
削除の要請文には、違法や不当であることを更に裏付けるようなことも書いてあって、自爆しているし。 どうなっちゃってんだか。


もちろん、市民派とかリベラルと言っても、色んな人が居るので、それだけで色眼鏡で見るようなことはしませんが、まゆにつばをつけておかないと危険なんだということは、よ〜くわかりました。


沖縄ヘイトだとして問題視されている“ニュース女子”(東京 MX テレビ 月曜の夜10時)も1〜2年前の自分だったら不快になるだけで、とても見ていられなかっただろうなと思います。(武田邦彦氏が出ているし)
変わりように自分自身でびっくりだよ。
問題視された放送もリアルタイムで見ていました。あんな報じ方をする以上、それなりの裏付けが取れているのだろうと思っていたのですが、なかったみたいですね。
あの番組は、評論家等のおじさんが若めの女性に時事問題を説明するという形になっていて通常はスタジオ内で完結しているんです。外部にロケに行くというのは私の知る限り初めて。
好意的に見れば、ロケでの映像の作り方(取材方法)を知らなかっただけということかと思います。普段のノリで現実に存在する個人・団体を映像付きで取り上げてしまったのが愚かでした。
「沖縄ヘイト」批判、MX幹部「チェック甘かった」:朝日新聞デジタル
(社説)「偏見」番組 放送の責任わきまえよ:朝日新聞デジタル



念の為に書いておきますが、自分は、トランプ大統領を支持する気持ちは全くありませんので、誤解のないよう願います。