債務負担行為 5億円になってますね


平成27年度 常総市一般会計補正予算書(第1号)(PDF:140.7KB)
債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額及び当該年度以降の支出予定額に関する調書


6月定例会議で取り上げられた常総 IC 周辺開発事業にかかる債務負担行為の話です。
常総市が事業に支出できる上限は5億円で、そのうち約5000万円は測量費等の助成金として別に本予算で計上しているのだから、債務負担行為は約4億5千万円ではないかと、本会議の一般質問などで指摘されていました。
常総市も指摘を認めて約4億5千万円にしたと思っていたのですが、補正予算書では5億円ですし、これで可決しています。


表のタイトルには「当該年度以降の支出予定額」という文言が入っています。
平成27年度に測量費などの助成金を支出すると、来年度の予算書では5億円から数字を引いていくのだと思います(違うの?)。
となると、債務負担行為の額は5億円で良かったことになります。


債務負担行為をめぐるやりとりは、一体、なんだったんだろうか。


本会議で審議した際の補正予算書(案)は内容が違っていたとかか。
私は、何かを誤解しているかな。


議会だより
平成27年8月20日発行



ちなみに、他の債務負担行為の表のタイトルも同じですので、常総 IC 周辺開発事業だけが、別の扱いということはないでしょう。
(見込み額という文言がありますが、これは予算書を審議する3月には前年度分が確定していないからで、新規に設定する場合は無くて良い)
平成27年度 常総市予算書