7月22日の随時会議の議事録から

7月22日に開かれた随時会議の議事録が公開されました。
常総市議会会議録


開始時刻は午前11時を予定していましたが、本会議の前に行われた全員協議会が(アスベストインターチェンジ周辺開発の話題で?)長引き、午後2時10分からの開会となりました。
本会議は35分だけでしたが、費用弁償として 2,000円が支給されたのでしょうね。

農業委員会委員の推薦について

遠藤章江議員の反対討論がありました。
目指していた女性3名という予定を理由も無く(?)、変えてしまったというのは、よろしくないでしょうね。

2014.07.22:常総市平成26年7月随時会議(第6回会議) 本文


7月8日付、岡野議長より議員各位に対する依頼の文書を再度御確認いただきたいと存じます。その内容は、平成26年4月21日付、執行部より、農業委員会委員の議会推薦の依頼を受け、議員に対して候補者を推薦するよう依頼する文書でありました。その選考に関しては、女性の方3名で、旧水海道地区2名、旧石下地区1名となっており、その旨は議員の了承を得ているとの明確な記載がございました。(略)
このたび西地区からの委員推薦に至っては、まことに不可解な要素が多分に存在することも反対の理由であります。まず、今回西地区から推薦されている委員についてですが、7月6日執行の常総市農業委員会委員一般選挙に立候補した人物であり、かつ、前農業委員会会長を務められていた方であります。このたびの農業委員会選挙については、期限までに立候補を届け出た候補者が21名おりましたが、候補を締め切る直前に1名が立候補を取りやめたため、定員どおり20名となって選挙が回避され、無投票選挙になったと伺っております。この直前に立候補を取りやめたのが、今回西地区から推薦された男性の方であります。(略)
立候補を辞退した男性、すなわち本会議において推薦された男性は、議会推薦によって再び選出されるという約束のもとに立候補を取りやめたとの話であります。このことは、既に、過日無投票選挙で当選された委員の皆さんの間では周知されている事実のようであります。

常総ルネサンスへの道: 7月随時会議開催/農業委員会委員の議会推薦(1)


喜見山明議員への問責決議

問責決議の全文が記載されています。
議会だよりの要旨では省かれていましたが、「執行部より議長あてに、喜見山明議員の発言の内容に不適切箇所があるとの指摘が文書によって提出された」のだそうです。


問責決議に対して、茂田信三議員の賛成討論があります。

(市の職員の)全員がこれにはもう激怒しているはずです。挙げ句の果てに、市長に対して、呼ばれたんだか、市長が行ったんだかわかりませんが、謝罪すると言ってお膳立てをしていただいて、今度、議会運営委員会に行ったら、私は謝罪しないと、その後、全員協議会で、これは事実だと、私は間違ってないと。間違ってなければ、どうしてこの問責決議を出されるんだと。(略)
常総市職員に対する、市民に不信感を持たせる、また議会に対する、市民に非常に不信感を持っていると思いますよ。これは、当然この処置は、問責決議という処置は正しいと思います。


「問責決議」の意味を検索してみたのですが、「責任を問うことを内容として行われる決議」だそうです。それ、ただの漢文読み下しでは? わかんないよ。
問責決議の効果から考えると、「議会は、あなたの言動に問題があると判断したので、政治的な責任を自覚し、表現しなさい」ということのようです。
また、問責決議そのものには、処分や懲戒、制裁などの意味は含まれていません。
したがって、問責決議を受けたのに何も対応しないと、議会を軽視(無視)しているということになります。


今回の問責決議文には、以下のように書かれています。

総務委員長、かつ議会運営委員会の委員という立場にありながら、今回の一連の言動は、議会運営の秩序を乱し、品位をおとしめるものであり、その役職上の責任及び市民の代表たる議員の資質の疑義は免れない。
 よって我々常総市議会は、喜見山明議員に対し今回の言動に対する猛省を求め、その責任を強く問うものである。

議会は議員に対して、責任を果たしていないから、総務委員長 and/or 議会運営委員会を、また、資質に疑問が有るから議員を、それぞれ辞めることまで含めて考えろということでしょう。(政治家に対して、責任を果たさず、資質にも問題があると言うのは、辞任しろと言うのに等しい)
それなのに議員は何も行動を起こさなかったようですから、議会が委員長の辞任などを求めるのは一連の流れであって、当然でしょう。




ところで、この件について精力的に書かれているブログが有りますが、ほぼ全ての記事で、理屈がずれていると私には思えます。
そうしなければ議会や執行部を批判できないということは、正当性は議会などの側にあると示していることになりそうです。喜見山明議員にとっても損失でしかないような。


なお、不適切な発言が有った際に、その場ですぐに議長などが対応していれば良かったというは、喜見山明議員に対して失礼ではないでしょうか。
その場で指摘されれば発言の取り消しなり謝罪をしたという前提なのでしょうが、そうだとすると指摘のタイミングによって議員の判断が変わってしまうということになります。
議員が(理性ではなく)感情的に行動することを肯定しては駄目でしょう。


私の考え方が、変なのかぁ?


教育施設にもアスベスト

(上記の記事とは全くの別件ですが、重要な情報なので、とりあえず、ここに置いておきます)
(この件は、あとで別記事にし、この記述は削除する予定です)
読売新聞に載っていた常総市アスベストの話です。他の新聞などでは報じていないので、読売新聞のスクープなのでしょう。
市の対応は、図書館と教育施設とで全く違っています。図書館の長期の休館という判断が間違いだったんじゃないでしょうかね。