(メモ)ブログ記事までにはできなかった新聞切り抜き

不思議な世論調査結果


朝日新聞 2014年1月25,26日調査)
原子力発電をただちにゼロにする 15% 将来ゼロにする62 %
再稼動に 賛成 31% 反対56 %


TBS (JNN)の世論調査(2014年2月14,15日)
直ちにゼロ 12%、将来ゼロ 55%
再稼動に賛成35% 反対54%
TBS「世論調査」


再稼動に反対しているけれど、原発をゼロにするのは将来で良いという人が3〜4割くらい居るということになってます。
稼働しないまま、原発を放置したいということなのでしょうか。私の日本語の理解がおかしいのかな?
都知事選挙のときも、15%程度の「即時ゼロ」よりも、56%の「再稼動に反対」を訴えたほうが得票数は増えただろうにと思うのだけど、反原発(即時ゼロ)派の方々の考え方は、よくわからないんですよね)



これについて、こちらで開米瑞浩さんが分析されていました。
原子力論考(111)再稼働に賛成?反対?をめぐる調査の謎 - 開米のリアリスト思考室


小田嶋隆さんが、ちょうど、一年まえに指摘されているような理由も大きいのでしょう。

傍観者の「善意」について:日経ビジネスオンライン
でも、本当のところ、日本人の多数派は、原発については、「決断したくない」だけなのだと思う。
 もう少し踏み込んだ言い方をすると、最も典型的な日本人は、「自分は反対したのだが、結局は原発が再稼働していた」 ぐらいな結末を望んでいるということだ。
(略)
どの問題がどっちに転がるのであれ、自分がその決断に参加したカタチを取ることには、ためらいがある。できれば自分以外の人間の意思で事態が動いたという経緯で、物事が決定してくれるとありがたい、

東京都知事選で、反原発の候補を支持していた方々の心理も、自分が免責されることを期待してのことかなぁとか想像しています。



東海村甲状腺検査の中間結果

東海村:甲状腺超音波検診の実施状況について
ウェブサイトに有る結果の表をみると、経過観察の割合が年齢と共に上昇しています。毎年毎年、自然に発生する割合がそのくらいと考えるのが、一番、すなおな解釈のように思います。
ただ、要精密検査となった割合が3歳以下(事故当時1歳以下?)で多くなっています。意味のある違いなのか、単なる誤差やバラツキなのかは、わかりません。
福島県の検査で甲状腺がんと診断されたのは全て8歳以上だったことを考えると、たまたまか、検査の精度によるものだろうとは思いますが)


あと、新聞記事で「村民に不安を与えるものではない」という所を切り出すのは、あんまり良くないのではないかなぁ。それは専門家や行政の立場での解釈であって、不安を感じている人にとっては心理的な負担を増やす表現でしょう。専門家が言うのは仕方ないけれど、記事は配慮したほうがよかったんじゃないかな。



他の市町村では、高萩市でも多数の児童の検査をしており、結果をウェブサイトにあげています。
//くらし// 茨城県高萩市 甲状腺超音波検査の実施状況について (2014年1月22日掲載)


なお、常総市甲状腺結果の状況は、去年の11月末以来、更新されていませんね。受診者が居ないのか、単に情報を上げていないのかは、わかりません。
常総市ホームページ 甲状腺エコー検査の結果について(H25.11.28)

茨城県の人口

県人口、3年連続1万人超減 1日現在293万1006人 茨城 - MSN産経ニュース
市町村別にみると、人口が増加したのは(1)つくば市(2031人)(2)水戸市(1051人)(3)つくばみらい市(837人)(4)牛久市(584人)(5)守谷市(395人)(6)東海村(184人)(7)阿見町(55人)(8)鹿嶋市(8人)の8市町村。減少数の多いのは(1)日立市(2168人)(2)筑西市(1037人)(3)稲敷市(915人)だった。

東海村の人口については、以前、ブログ記事にしたことがあり、人口減少が始まっているのではないかと指摘しましたが、最終的には増えており、減少傾向ではなかったようです。
東海村:生活情報


福島県甲状腺検査

前年までの結果と比べて、特異な点は無かったようです。


給食完食

給食の完食というと、給食をおかわりしてアレルギーのために亡くなったという事件を思い出しますね。もちろん、現場では配慮をしているんでしょうが、記事の見出しに「完食」の部分を持ってくるのはよろしくないかと。

ボトルキャップで、ワクチン

ペットボトルキャップでの募金(ワクチン送付)については、ネット上では色々と批判も有りますね。
ゴミの分別としキャップをわけていて、それを回収しているのならまだしも、わざわざ収集のための活動というのは、あまりにも割にあわないような気がします。計算すると5000円くらいになるようですけど。

エコキャップ運動はあやしいか? はまれぽ.com 
ペットボトル生産数、年間250億本に比べ、エコキャップ運動で回収できる数は1割にもならない。
「捨てるのはもったいないから資源としてリサイクルしようというのが始まりで、ワクチン代を作るための活動ではない」と永田さんは強調する。

1割弱も回収しているのか。NPO の活動としては、凄いことだと思う。


「ペットボトルのキャップを回収してワクチンに換えよう」 ←こいつ最高に馬鹿:ふぇー速

2015年4月10日 ペットボトルふた回収のNPO、ワクチン代寄付滞る:朝日新聞デジタル



情報開示請求で定期テスト そして販売

法的には開示すべき内容になるのでしょうが、「全く問題ない。商用目的であれなんであれ公開請求に自治体は応じるべきだ」と全国市民オンブズマン連絡会議事務局長が言ってしまうのは、共感を得られないと思う。
記事中に有るように、職員(教諭)が(コピー機が1台しかないから?)1人で、夕方や夜間にコピーしているなんて、ちょっと、おかしいでしょう。
商用目的でも良いとするなら、分かりやすい説明をしておかないと市民運動への反感が増えそうに思います。

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