東海村長選挙 (告示から結果、引退、就任)

告示の直前からの新聞記事です。今後、関連する記事などは、ここに追記していく予定です。
これ以前の新聞記事などは、以下にリンクしたブログ記事にあります。
http://d.hatena.ne.jp/hyakubann/20130803#p1 2013-08-03 - ひつじのメモ 東海村長の選挙

新聞記事以外のもの

TBS ラジオの夜の番組で、東海村原発原子力)の歴史について取り上げていました。(選挙については述べていません)
東海村の村上達也村長のインタビューも5分ほどあるほか、村上村長の外国特派員協会での会見の模様の放送もあります。
ポッドキャスト(録音)で聞けますが、一週間ほどで消去されてしまうそうですので、興味の有る方は、お早めに。
http://www.tbsradio.jp/ss954/2013/09/20130905.html 2013年9月5日(木)日本原子力発祥の地・東海村の「原発」 - 荻上チキ・Session-22
外国特派員協会の会見の模様は、こちらにありました。http://iwj.co.jp/wj/open/archives/100157 2013/09/05 過信と自惚れ、その場しのぎの対応、日本の原子力行政を批判 〜外国特派員協会主催 村上達也東海村長 記者会見 | IWJ Independent Web Journal

駄文

茨城県知事選挙の投票率は低くなりそうですね。(東海村はどうなのでしょう?)
勝手な妄想ですが、「選挙の時は必ず共産党に投票すると決めている」という有権者が5%くらい、「とにかく原発の再稼動には反対だし投票にも行く」という有権者も5%くらい、「多選は悪だし投票もする」という有権者も5%くらい居るんじゃないかと思うのですよね。
合計すると 15%ですから、投票率が 30%を切ると過半数を超える可能性もあります。
保守王国と呼ばれる茨城県共産党系の首長というのも面白そうでは有ります。でも、選挙公報での訴えを読む限り、議会や国と上手くやっていけるとはとても思えません。
全市町村長が現職の知事を応援していますから、現職が過半数を取れなかった自治体の首長は、ちょっと恥ずかしいかもしれませんね。
東海村も結果によっては、現村長の威光が消えかねません。
勝ち負けだけではなく得票数も今後に影響を及ぼすと思います。今回の選挙には、ちょっとだけドキドキしています。

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13783906169711 投票率「全国最悪の危機」 県選管が緊急声明:茨城新聞ニュース]
県選管委員長は危機感をあらわにし同日、「知事選の全国投票率歴代ワーストの24・89%すら大幅に下回りかねない」と、県民有権者に投票を呼び掛ける異例の緊急声明を発表した。
(略)
県選管は、期日前投票の中間状況の比較などから、今回の知事選投票率は7月参院選の県内投票率49・66%を大きく下回ると予想。県内過去最低はおろか、全国最低も下回る恐れもあると危機感を募らせている。

茨城県脱原発(反原発)派の人達にとっては、選挙で勝利する絶好の(最後の)チャンスかもしれない。




告示前




告示、選挙運動

選挙公報が掲載されました
http://www.vill.tokai.ibaraki.jp/viewer/info.html?id=2990&bcn=genre&anc=top 東海村:■東海村長選挙 候補者等情報■

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13782175052506 再稼働問題の行方注目 東海村長選が告示:茨城新聞ニュース
(福田氏は)東海第2原発の再稼動について、「許さない。命に責任を持とうとする自治体ならば(選択肢は)廃炉以外にない」と反対の立場を明確にし「原発政策・原発をやめさせるには国、県などに対等な立場で物申し、圧力に屈しない村長が必要だ」と訴えた。
(山田氏は)再稼働問題では「村内外の意見を広く聞いて、議論を進めたい」とあらためて中立の立場をアピール。「住民が判断できる材料をそろえて意見の集約を図り、最終的に結論を出したい。逃げずにきちんとやっていきたい」と、問題に真正面から取り組む決意を強調した。




選挙結果とその評価

http://ibarakinews.jp/news/election1.php?&elecid=13559285803008 東海村長選 ニュース&選挙速報:茨城新聞

http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11610987136.html たんぽぽ舎【TMM:No1957】 2013年9月10日(火)地震原発事故情報|脱原発の日のブログ
★2.東海村山田新村長は村上後継か?
   緊迫増す東海第二原発の再稼働問題
  (茨城の環境と人を考える会議 植田泰史)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130915/elc13091515540001-n1.htm 首長選、争点化避けるケース続出 茨城・東海村など原発立地市町村+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
「村内には脱原発の意見もあれば、ほかの意見もある」

 今月8日に行われた茨城県東海村長選で脱原発を主張した候補を大差で下して当選した山田修氏(52)はこう語った。

 東海村日本原子力発電東海第2原発が立地する。前村長は「脱原発」を強く主張してきた。山田氏はその前村長が後継に指名した人物だが、選挙中を通して「脱原発」や「廃炉」などには一度も言及せず、原発再稼働問題には、一貫して“中立”を強調した。

 東海村の収入の約3分の1は原発関連とされる。村内のある主婦(59)は「東海村原子力の恩恵を受けてここまで豊かになった。子供や孫の代まで今の暮らしを守りたい」と語る。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20130912/CK2013091202000158.html 東京新聞:東海村長選 記者座談会(下)色なく 脱原発派も乗れた  :茨城(TOKYO Web)
H 東京電力福島第一原発事故以降、原発推進派の村議たちには「(現職の)村上達也村長(70)は、原発がらみの話について、まったく取り合ってくれない」といういら立ちがあった。
 だから色がなく、脱原発派も乗れる山田氏を担いだ。村上氏が後継指名したのに、推進派が中心になって山田氏を支える構図に、脱原発派の間に戸惑いがあったのも確か。しかし、「村内外の声を広く聞く」という山田氏の約束を信じた。

http://mainichi.jp/opinion/news/20130920k0000m070138000c.html 記者の目:東海村村長選「中立」候補勝利=杣谷健太− 毎日jp(毎日新聞)
市民団体「リリウムの会」は、原発問題を考える勉強会や集会を開催しているものの、顔ぶれは毎回ほぼ同じ。同会の主婦(42)は「『近所付き合いがあるので行けない』と言われたことがある」と打ち明ける。夫が原子力関係施設に勤める会員もいる。隣近所の目が気になり、自由に原発を論じることができないのが現実だ。
そうした事情は原発推進派にもある。村議会原子力問題調査特別委員会(12年4月〜13年5月)では、市民団体から提出された東海第2原発の再稼働中止を求める請願を審査した。推進派と見られる村議の多くは意見表明を控えた。「脱原発と言えれば楽だよ」と漏らす。

退任する村上村長

http://ibarakinews.jp/mobile/news.php?f_jun=13796062966668 原発との「共存」は困難 東海村・村上達也村長インタビュー :茨城新聞
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13796746572570 脱原発「考える時」 4期16年、村上東海村長が退任:茨城新聞ニュース

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013092102000128.html 東京新聞:「原発に依存しない 街づくり考える時」  東海村 退任の村上村長が「遺言」:社会(TOKYO Web)
村職員百五十人を前にした村上村長は、原発問題について「村の財源、利害関係者のことを考えると悩みは深い」と本音を吐露。「東京電力福島第一原発事故が起こった以上、早晩、村の方向を決めるときが確実にやってくる。広く知識を求め、そのときのために準備しておかねばならない」と語り掛けた。
 「金のために魂を売ってはならない」。日ごろから職員に言ってきたという言葉をあらためて紹介した。

◆あいさつ要旨
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20130921/CK2013092102000156.html 東京新聞:「この遺言が最後の仕事」 東海村・村上村長が退任:茨城(TOKYO Web)



就任する山田村長


http://sankei.jp.msn.com/region/news/130925/ibr13092502020003-n1.htm 「人生かけ職責全う」 山田村長が初登庁 茨城・東海村 - MSN産経ニュース
山田村長は「村民の声に耳を傾け、オール東海で丁寧な行政運営を目指したい」と決意を新たにした。

 山田村長はこの日午前9時半ごろ、職員や支援者らに拍手で迎えられて登庁。着任式では、職員ら約200人を前に「人生をかけて職責を全うしたい。先頭に立って汗をかいていく覚悟だ」と訓示した。

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13800322934015 東海・山田村長が初登庁「丁寧な行政運営を」:茨城新聞ニュース
就任式で「原子力問題を含めさまざまな課題に直面しているが、村民の意見に耳を傾けながらオール東海の力で丁寧な行政運営に努めたい」と述べ、住民、職員一丸での新たなまちづくりに意欲を示した。


http://sankei.jp.msn.com/region/news/131001/ibr13100102070000-n1.htm 「あらゆる課題取り組む」 東海村議会 山田村長が所信表明 茨城 - MSN産経ニュース
 所信表明では、土地利用の条例化や人材育成、中小企業支援、住民自治原子力研究開発の推進を村政の柱に掲げ、日本原子力発電東海第2原発の再稼働については、「国の方針や避難計画の策定など、判断材料をそろえて丁寧に議論したい」と改めて中立的な立場を強調した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20131001/CK2013100102000154.html 東京新聞:東海第二 再稼働「判断できない」 山田村長が所信表明:茨城(TOKYO Web)