(メモ)参議院選挙についてブツブツと(茨城以外)

とりとめもなく、思いついたことなどを記録しただけですので、意味ありません。
山本太郎氏のことだけになってしまった。。。。)

福島県双葉郡富岡町長の選挙は57票差

参議院選挙と同日に行われた町長選挙です。
投票に行っても何も変わらないと言われる方も多いですけど、地方自治体の選挙の場合は、数票で結果の変わってくる場合があるという事例として記録してみました。

なお、河北新報日本経済新聞では、候補者の主張の違いへの認識が大きく異なっています。このへんも報道を読むときに気をつけないといけないことですね。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130722t61027.htm 河北新報 東北のニュース/福島・富岡町長に宮本氏初当選
投票率は68.00%で1997年の前回を20.21ポイント下回った。当日の有権者数は1万1631人。

 ◇福島県富岡町長選開票結果(選管最終)
当3916 宮本 皓一 無新
 3859 遠藤 勝也 無現

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2102X_R20C13A7CR8000/ 福島・富岡町長に宮本氏が初当選  :日本経済新聞


再選できなかった前町長の対談です。これを読む限り負ける理由も無さそうに思えますが、当事者以外には分からないような内情などがあるのでしょうね。
http://diamond.jp/articles/-/38107 震災復興「最前線」の知られざる現実 警戒区域が解除された富岡町のいま【前編】――対談 富岡町長・遠藤勝也×社会学者・開沼博|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン



山本太郎さんが当選しました。

応援されていた方々には喜ばしいことでしょうし、たった2年で国会議員にまでなられる行動力・実行力は、素晴らしいものだ思います。


でも、全国レベルの政党の結果も忘れてはいけません。
(出典 ヤフーの参議院選挙特集ページ)
再稼動に反対していた、生活、社民、みどりは、全滅と言っても良いほど議席数を減らしてしまいました。(当選者は1人。合計11議席の減)
共産党は再稼動に反対の立場でも議席を増やしましたが、5議席増ですから足りていません。(みんなの党は条件が整えば再稼動を容認していますから、反対とは言いがたい)


震災の影響を受けたうえ、原発などの公共的事業に頼っている多くの地域で議席を失ったのに、震災の影響は少なかった(復興特需で利益すら得られた)東京都で反原発放射能危険派)の候補が当選したということに、なにかの象徴を感じます。


緑の党から比例代表で出馬して落選した三宅洋平さんの県別得票比率をみてもね。
https://twitter.com/drsteppenwolf/status/359702222092791809/photo/1 Twitter / drsteppenwolf: 【三宅洋平さんの47都道府県の得票率比較】 http://t ...



今回の参議院選挙によって、反原発派は、固めるテンプルで山本太郎氏に一本化されたわけですから、反・反原発(反・放射能危険派)にとっては、やりやすくなったと言えそうですね。多弁なひとですから、反論するのも簡単そうですし。
以前の当ブログの記述。

http://d.hatena.ne.jp/hyakubann/20130627#p1
昨年末の総選挙で、反原発の方々は固めるテンプルのように、まとめて居なくなりました。参議院選挙で更に明確な結果が出れば、本当に実現可能な脱原発に向けた運動が始まるかなと想像してます。

それと、民主党は27議席の減少ですから、それだけでは自民党公明党の32議席の増加は説明できません。
他の野党の支持者だったのに、自公に鞍替えした人も多数いたということですから、民主党だけがダメダメだったということでは有りませんね。
議席数だけで考えるのは少々、乱暴ではありますが、傾向としては間違いでは無いでしょう。




その山本太郎氏ですが。。。。
行動の動機が良い物なら、行動や言動も正当化されると思いがちですが、国会議員となると、そうはいきません。
これまでは民間人でしたが、国会議員となるとマスコミ(週刊誌等も含む)も遠慮はなくなるでしょう。それに耐えられるのかどうか。
植草一秀さんのように悪徳ペンダゴンの陰謀だというようなことをネットで言い始めるかもしれませんね。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/08/post-d7a7.html
https://twitter.com/ishiitakaaki/status/359450908419043329/photo/1 デマ怪人、メロリン二等兵はギャグと批判の対象だった。
http://agora-web.jp/archives/1513437.html 放射能デマにトドメを刺そう-- 書評『風評破壊天使ラブキュリ』 : アゴラ - ライブドアブログ




以下でリンクしたのは投票日深夜のネット放送のようです。
動画のタイトルの「完全論破」というのは間違いで、単なる印象操作ですし、見る必要のある動画ではないでしょう。
でも、動画の後半での山本太郎さんの言われていることは、下記にリンクした @azukiglg さんの菅直人さんへのツイートで全て否定されているようです。
再稼動に反対するなら、これらの疑問に答えなくてはいけないのに、まともな答えを見たことがありません。
「理屈はともかく、原発は、もう嫌だから、とにかく止めてくれ」というのであれば、それだけを主張すれば良いと思います。(相手が受け止めるかどうかは別として)
変な理屈を持ってくるので、かえって主張がぼやけているというか、相手にされなくなっているように感じます。
http://www.youtube.com/watch?v=O1EfsvrH9ms原発堀江貴文山本太郎を完全論破 - YouTube
http://togetter.com/li/535900 菅元首相「『まともな質問にはできるだけ答えてきました』→加藤Azukiさんからの質問を完全無視 - Togetter




これまで、「反原発運動のリーダー」といえる特定の人物はいらっしゃいませんでした。
大江健三郎さんや、坂本龍一さんなど活動されて居る方は沢山いましたが、普通の人がすぐに思いつくかというと、ちょっと難しいですし、議論の場では活躍していない)
今後は、山本太郎氏がその立場になるのでしょうが、反原発脱原発放射能危険派)運動にとって、良いことなのでしょうかね。
少なくとも私は、山本太郎氏と同類と思われてしまってはたまらないので、当ブログで原発の縮小に賛同するようなことは、当面は書かないと思います。(ブログのタイトルからも消しました)




全く無関係ですが、たまたま見かけたので。
風力発電だって、わかっていないことや想定外のことは、いっぱい起きているんですよねぇ。まぁ、事故が起きても被害は少ないから原発とは別ではありますが。

http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_ohayou_20130617_2515 風車はなぜ落ちたのか? | NHKニュースおはよう日本 | NHKエコチャンネル
風車の羽根に、同時に違う速度の風があたることで、想定していなかった負荷が支柱にかかり、金属疲労につながったのです。ヨーロッパだと、広大な平地に風車が建てられているため乱流が風車に吹き込むことがほとんどありませんが、日本では広大な平地は少なく、山間でも積極的に風車の設置が進められてきました。