投票先は、こうして決めました

※このブログ記事は個人の感想を述べたものです。他人の投票先を変えることを意図したものではありません。


期日前投票に行ってきました。
投票先をどうやって決めたのかを残しておきますが、要約すれば「できるだけ(大政党の)嫌がらせになるような選択をした」ということです。


投票先は政策で決めろと良く言われます。
でも、政策というのは公示までの話で、選挙戦の始まる前に争点をはっきりさせて、候補者に争点に対する政策を表明させれば十分だと思ってます。

そして、あまりにも異常な政策の候補者を排除すれば良く、投票先を決めるのに政策は無関係だと考えてます。(選挙というのは、とんでもない人間に権力を持たせないことに意味がある)


今回の小選挙区(茨城7区)には、5人が立候補しているものの、3人は当選の可能性が少なそうなので、最初から考慮外としました。
小選挙区は1位以外は意味ないです。比例区への重複立候補者の惜敗率までは考えきれません)


残りの2人のうち、一方は所属政党が絶対に入れたくない政党であるうえ、重複立候補している比例区での名簿順位が1位なので、小選挙区で落選しても復活当選の可能性は非常に高そうです。
国会議員は地方の代表では無いとは言え、地元選出の議員は1人でも多いほうが何かとありがたいというのも事実です。
ということで、地元選出の議員を1人でも増やすために、政策や人物は良くわかっていませんが、もう1人の方に入れました。


比例区は、自分でもよくわからない党に入れてしまいました。
9つ(新党大地新党日本新党改革は、北関東ブロックに候補者なし)も政党があると、わけがわかりません。人間が記憶できるのは7つ前後とされているので、それを超えちゃ、駄目でしょ。
こんな実験結果もありますし。

http://netconcierge.jp/blog/2012/11/ec-5.html ECサイトで顧客に提示する「選択肢の数」と「コンバージョン」の関係 |ネットコンシェルジェ
「多すぎる選択肢は開放感ではなく無力感を生む」「選択肢が多いと、どれかを選んだ後になって、選ばなかった選択肢の良いところを想像してしまい、選んだ選択肢に満足できなくなる」と語り、最終的には「多すぎる選択肢は人を不幸にする」という結論を出している。

選んだ経緯としては、絶対に入れたくない政党を排除したうえで、新聞社の選挙情勢調査から議席を伸ばせるかどうかの瀬戸際らしい政党に入れました。
その政党は、となり町で行われている一連の市長選挙・県議補選で承服しがたい行動をとっている立候補者の所属政党なので積極的に応援する気にはなれないのですが、それはそれ。
嫌いな政党(大政党)の議席を一つでも減らせれば良いという考えです。


選挙結果は、どうなるのかな。
夜中まで起きている気はないので、月曜日の朝、ネットで確認する予定です。



参考リンクなど

http://togetter.com/li/35362 FumiHawk氏の「民主主義における選挙の本質は『よりマシな政治家を選ぶこと』とその理由」 - Togetter
[1]選挙は、投票という形式においては「○○大賞」とか「ミス○○コンテスト」と変わらないけど、これらと決定的に異なる点が一つだけ存在する。それは『必ず定数を満たす当選者を出さなければいけない』点(続)
[4]立候補は個々人の信条によるから、必ずしも「より良い=投票したい」候補が出馬するとは限らない。なので、必然的に民主主義における選挙は『よりマシな政治家を選ぶこと』にならざるをえない。(続)

http://www.juris.hokudai.ac.jp/csdemocracy/ronkou/satou070817.html CIVIL SOCIAL DEMOCRACY - 市民社会民主主義の理念と政策に関する総合的考察 元外務省主任分析官 佐藤優
ロシア人は選挙とは自らの代表者を議会に送ることではなく、天から降ってきた「悪い候補者」、「うんと悪い候補者」、「とんでもない候補者」の中から、「うんと悪い」、「とんでもない」を排除する制度と考えている。

福沢諭吉はかつて論説で「万能の善政府」を求めるのではない。「本来政府の性は善ならずして、注意す可きは只その悪さ加減の如何に在る」と書いた(『時事新報』一八九三年九月二十日)。その言葉を丸山真男は講演「政治的判断」(一九五八年)で引きながら、政治的な選択とは「悪さ加減」の選択であると述べている。

とにもかくにも、不愉快だとは思いますが、選挙には行きましょうね。もしかしたら、変わるかもしれないですから。(変わらない可能性のほうが大きいけれど)

https://twitter.com/crusing21/status/279925496987402240
Yamashita_y
@crusing21
衆議院議員選挙。大手マスコミは自民党の圧勝を予想するが、これは投票率が60パーセント程度を前提にしていると思われる。だから、今まで投票したことがない20代の若者たちが選挙に行き、投票率が10パーセントでも増えれば違い結果になる。あきらめないことが大事だ。

http://blog.livedoor.jp/cloudcityblog/archives/21278135.html 岡田斗司夫の投票戦略 : クラウドシティなう
以下が「岡田斗司夫の投票戦略」だ。
 まず、各政党や候補者の意見を調査する。
A: 賛同できる、または応援したい候補者や政党がある場合
 そこに投票する。当たり前だね。
B: 賛同できる、または応援したい候補者や政党がない場合
 日本共産党に投票する。