2月下旬から牛肉の放射線検出例が増加していた

たまたま守谷市の牛肉検査のページを開いたところ、2月下旬から、検出例が続出していました。(20〜106Bq/kg)
http://www.city.moriya.ibaraki.jp/section/0240/gyunikukekka.html 市内牛肉の全頭検査の結果について(守谷市


検出限界を下げたのかと思いましたが、そんなことはありませんでした。牛肉のセシウムは飼料が原因と聞いていますので、今年になってからセシウムの多い牧草を与えてしまったのかなと想像します。(事故後は購入した飼料を使っていたけれど、今年から自前の牧草に戻した?)


検出された数字は規制値より低いですし、既に牧草を検査するなど対策を打っているので大きな問題は無いでしょう。しかし、自治体等の放射線検査の半分程度が牛肉になっているという優遇された体制なのですから、もう少し早い段階で対処・解決してほしかったなと思います。


なお、守谷市のみで特異に増えているのか、たまたま守谷市はわかりやすく表にしているから目立っているだけなのかは分かりません。
このページにあるリンクを一日ごとに開いていけば分かるのでしょうが、そこまで調べる気力はありません。


http://www.pref.ibaraki.lg.jp/important/20110311eq/nousanbutsu/20120327_01/index.html 茨城県>牛用飼料(平成23年産2番草・3番草等及び平成23年産稲から生じる稲わら)の放射性物質検査の結果並びにその結果を踏まえた対応について

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120328ddlk08040188000c.html 東日本大震災:28農家の牧草から100ベクレル超えセシウム /茨城 - 毎日jp(毎日新聞)
県は27日、牧草や稲わらなど牛用の飼料に含まれる放射性セシウムの暫定許容値の新基準値1キロ当たり100ベクレルが適用されたのを受けて実施した検査で、28農家が保管していた牧草から100ベクレルを超えた飼料が見つかったと発表した。
 県によると、検出されたのは水戸、常総常陸太田、高萩、北茨城、笠間、守谷、那珂、坂東、鉾田の10市と茨城町の計11市町。農家に対し、放射性物質を含まない飼料で県が通知する期間飼育するよう指導した。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120405/trd12040517310018-n1.htm放射能漏れ】群馬の牛肉が新基準値超 販売自粛と処分要請 - MSN産経ニュース
群馬県は5日、同県渋川市の農家が生産した牛1頭の肉から、4月に施行された一般食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える106ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

 牛肉には経過措置があり、9月末まで新基準値は適用されないが、県は関東農政局の通知に基づき、販売自粛と処分を要請した。同時期に処理された同じ農家の3頭は新基準値を下回ったが、販売先を見つけるのが困難なため処分される。