(メモ)カスミの放射線への対応

1月の話で、いまさらですが、リンク集ということで。


イオンの放射線測定は、牛肉以外は、全てを計っているわけではなく、リンク先に書かれている検査体制をみると、並んでいるものの殆どは測定されて居なさそう。検出限界も見つけられず、健康被害の防止にどれだけ役に立ったのかと思う。
放射能ゼロ宣言」というのは商売上のうたい文句として、さすがに上手。でもこれによって「イオンの食品なら放射線は無い」と勘違いして注意を怠った消費者が健康被害をこうむることは考えなかったんでしょうか。
http://www.aeon.jp/information/radioactivity/inspection.html イオンの検査体制について | 放射能放射性物質 関連情報 | イオンお客さまサイト
http://www.aeon.jp/information/radioactivity/results.html イオンの自主検査結果について | 放射能放射性物質 関連情報 | イオンお客さまサイト


カスミも1月になって放射線への対応を始めましたが、ウェブサイトにある「放射性物質検査機器の変更について」という文書によると、2月までは検出限界25Bq/kg の測定器を使っていたそう。これでは 50Bq/kg の食品なのに、検出限界以下という測定結果を出す確率は無視できない数字になるんじゃないかな。
そもそも、週に一回の測定で、どれだけの意味があるのか。
消費者の声に押されたために「やっていますよ」というポーズをとっただけなのだろうか。


それと、カスミが対応をしたのは、「アイラブカスミプロジェクト」の成果なのかもしれないけれど、そのサイトでは、カスミへの感謝も含め、何も反応していないみたい。(追記 2012年3月21日付けで報告がアップされていました)
カスミの対応をどのように評価するかは別にして、相手が行動をおこしたのだから、呼びかけたほうも何からの意思表示をするのが礼儀だと思うよ。、
電話など、リアルでの連絡はしているのかもしれませんが、ネットで呼びかけたのだから、ネットにも結果を書くのが普通では。

こういう、やりっぱなし感の積み重ねによって、各種の市民運動をうとましく見る人が増えてしまったんじゃなかろうか。


http://www.kasumi.co.jp/housyanou/index.html カスミ|放射性物質に関する取り組みについて
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13257576492527 生鮮食品に独自基準50ベクレル カスミ、自主検査強化:茨城新聞ニュース
http://joyo-net.com/kako/2012/honbun120107.html#kijia 常陽新聞 1月7日


http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1613?page=2 チキンレースの様相 食品小売の放射能対策 独自対応に疲弊する関係者(後篇) WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://diamond.jp/articles/-/15870?page=10 穴だらけの食品放射能検査体制 4月の新基準値導入で混乱必至|週刊ダイヤモンド 産業特集|ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/go/ct/popup/dw_industry09/001.gif
イオン「放射能ゼロ宣言」の現場を行く | 日刊SPA! http://nikkan-spa.jp/106700