武田邦彦教授も、年間2ミリなら乗り切ることができるとの見解

常総市民の今後1年間の被曝量を2ミリシーベルトと推計しました。
そして武田邦彦教授は年間2ミリであれば乗り切れそうと言われていました。

http://takedanet.com/2011/07/post_a5f3.html 武田邦彦 (中部大学): どう乗り切るか、毎日、迷っているお母さんに(平成23年7月17日 午後9時 執筆)
(前半は省略)
年間被曝量の予想値は2ミリシーベルト。1年1ミリの2倍ですが、来年からの2年間で取り戻すか、健康に留意して生活することを考えます。
私はこれでも今年を乗り切ることができると思います。
大丈夫!! 肉と米を気をつければ、政府にだまされても大丈夫。時々、失敗してもOK。(略)
これで、2ミリ。現実に子供たちを守ることができます。人間は5年間で調整できますし、子供も2年ぐらいの余裕がありますので、これで私は大丈夫と思います。

計算方法等はよく理解できませんが、結論の「2ミリなら乗り切れる」という話は常総市民にとって、大変、安心できる言葉ではないでしょうか。
なお、私自身は武田邦彦教授について賛同しかねることが多々ありますが、信頼している人も多いようなので使わさせていただきました。

ブログの不明点のメモ

武田邦彦教授の話が出たのでついでに。

http://takedanet.com/2011/07/post_d73e.html 武田邦彦 (中部大学): ベクレルからシーベルトへの計算(牛肉汚染に備える)(平成23年7月16日 午後7時 執筆)
計算しやすいように、まず、係数の2.2、1.3、2.8の3つの平均的な値として、2.0を使い、さらに、ベクレルはキログラムあたり、シーベルトは1年あたりのミリシーベルトにしました。
つまり、新聞などで「1キログラムあたり2800ベクレル」とあれば、
実質的な被曝量(1年あたりミリシーベルト
=(食品のベクレル)×(1日に食べる量)×(365日/1年)×2.0×10−5
=(食品のベクレル)×(1日に食べる量(キロ))×0.0073
としました。
これで計算すると、たとえば、100ベクレルの放射性物質が入った水を使うときには、飲み水だけなら0.64リットル、体に接する水の総量なら2リットルですから、
100×0.64×0.0073=0.46ミリシーベルト
100×2×0.0073=1.46ミリシーベルト
となり、この値は1年あたりになっています。
だから、この場合、飲み水だけでも0.46ミリシーベルトになり、1年1ミリの国際基準の半分ぐらいになるから危険な水ですし、体に接する水として計算すると、水だけで1.46ミリになり、基準値を上回ることがわかるからです。(略)
(注)このブログは読者の方からもう一度、説明して欲しいとの希望があり、掲載しました。

前に説明したブログとは、こちらのようです。

http://takedanet.com/2011/07/post_0f5e.html 武田邦彦 (中部大学): 超簡単な「ベクレル」の見方 安心できるベクレル(平成23年7月7日 午後4時 執筆)

7月16日のブログにある「つまり、新聞などで「1キログラムあたり2800ベクレル」とあれば、」というのは削除するのを忘れた文章のようですね。
また、「0.0073」という数字がどこから出たのかと思いましたが、「365×2.0×0.00001」のことで、「体に接する水」というのは飲み水以外の飲食物の水分のことか、歯磨き等の水のようです。
「係数の2.2、1.3、2.8の3つの平均的な値として、2.0」というも、ヨウ素は殆ど見つかっておらず、セシウム134と137で係数は異なり、ストロンチウムの割合は少ないことを考えると乱暴に思いますが(可能な限り)安全側ということなのでしょうか。http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html
全体的に分かりにくい文章が多いのですが、あちこちのブログに転載されているようです。ファンの方々は理解できているということなのでしょうか。