5月議会の一般質問は6月2日から/3月議会の議事録公開

市議会のページのデザインが変わっていた

常総市議会のウェブサイトのトップページのデザインが少し変わっていました。
緑色のボタンの上に緑色の文字というのは視覚デザインとして問題ありそうな気がするのですが、これまでの文字だけのページデザインよりは、新着情報もあり、改善されたといえるのでしょう。 (修正したようなので削除)
でも、このデザイン、守谷市議会 とほぼ同じです。ま、同じような情報を提供するのだから、デザインの幅は限られますが、それにしても。。。。
せめて、ボタンを角丸、色も青色にし、三角マークは削除すれば、ウェブサイト上部にあるボタンとの統一感がでたんじゃないかな。
以前のページは文字ばかりだったので、リニューアルしたことは良かったと思います。



5月議会の予定の公表

通年議会になったため、会議の開かれた1日ごとに、第1回会議、第2回会議、と数えていくようです。
なお、一般質問通告書も、議案もアップされていません。通年議会になったことで、議会の進行手順も変わったからでしょうか。遅れているだけなら良いのですが、公開できなくなったのだとしたら問題です。 5月29日に質問通告書などがアップされたようですが、リンクがおかしいですね。トップページのボタンから辿れない。そのうち治るのでしょう。(修正されていたので、この文章、削除)
常総市ホームページ - 平成26年5月定例会議日程(予定)
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3月議会の議事録

常総市議会会議録
3月議会の議事録が、5月22日に公開されていました。
見どころは、やはり市長の問責決議でしょうか。
2014.03.17:常総市:平成26年第1回定例会(第5号)の発言番号 147 番からです。


ひとつひとつのやりとりは、私には理解できないものの、以下の中村議員の言っていることは、妥当なんですか?
詳しい事情を理解していなかったとのことですが、石下地区の帰属は、常総広域組合にも、組合の議会にも大きな課題ではなかったんでしょうか。
水海道と石下の合併時から議員を続けているのですから、これまでの歴代市長の意向も知っているでしょうに、今まで何をしていたんでしょう? 
広域組合の一元化は市長の責任事項かもしれませんが、市議会も暗黙であれ同意しているのでしょう? 失敗したら問責決議になるほど大きな問題ならぱ全ての市議会議員も(市民も)可能な範囲で働きかけをするのが当然だと思います。完全な第三者として話しているようにしか読めませんし、自分の不作為を告白しているんじゃないでしょうか。

156 ◯17番(中村安雄君)▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)
◯17番(中村安雄君) 先ほどの文面の中に、広域の議長という名前が出てきております。私がその立場でございますので、一言申し上げたいと思いますが、これらについてもやはり現実的にやろうとしたことが私自体も〔「賛成ですか」と呼ぶ者あり」〕──賛成ですよ。
 ということは、これに至るまでに私も詳しくは事情の内容をよく理解をしておりませんでした。それで、広域の職員のほうから内部的なことの聞き取りをしたという経緯がございます。問題は、デジタル化をするということに、昨年10月だそうです、この内容がどちらにどういうふうにしますかということで。これは高杉市長に聞きましたら、その時点で石下は常総広域に加入するということを申し上げてありましたというような発言がございました。しかしながら、本部のほうではそういった形でなくて、石下は石下の西南のほうに、この内容は仕事上進められておったということでございます。しかも、石下のほうに進められている西南のデジタル化が常総広域のほうに持ち込んだときには、どの程度の金額がかかるかというようなことをまず確認しようとしたんですが、これらについては全く金額は示されない。総額は県内で80億円という金額は聞いておりますが、常総市だけの金額は3億8,000万、これはわかっている。しかしながら、これを常総広域のほうへ石下を入れるということの費用は全くわからない。大変大きい金額もうわさをされております。そういうことで、後手に回ったのかなと、要するにもっと早くその内容を、石下についてはきちんとした形で常総広域のほうへ入れるということを事務局を通して伝えておけば、こんなことにはならなかったのではないかというふうに思います。そういった面で、おくれてしまった、そして一方的に石下のほうでこのことに対する説明会を実施したということについて、やはり疑いを持たれたところも、私の耳にしたところではございます。そういう意味で、やはり事が事だけに、この重大な問題はそういった手おくれが災いをしたと言っても過言ではないのかなというふうに思っております。
 私としての立場は、最善を尽くすつもりで、この金額がわずかであれば何としてもこれは統一をしたい、先ほど話が出ましたが、常総広域のほうに石下が加入できれば問題がないわけですから、それらに従ってそういう形がとれたのではないかというふうに思いますが、いずれにしても今になっては到底手おくれだというふうなことで、私も断念をしたというのが本来の私の現在に至った姿でございますので、それらに対しての報告をこの場でさせていただいて、賛成以外はないだろうというふうに思います
 以上です。


ちなみに常総広域組合の議員は年額5万円、議長は年額6万円の報酬です。(常総地方広域市町村圏事務組合特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例)
ついでですが、広域組合というのは各自治体で行うべき業務を、複数の自治体で共同で行うことにしたものです。したがって広域組合にすることで、新たに議員への報酬(市民から見れば支出)が発生するのは、おかしいんですよね。
これは取手市の元議員である小泉まり子氏が指摘されていて、議員の退任後、報酬分は寄付したそうです。もっともな対応ですよね。


消防の一元化の経緯を日本共産党常総支部機関紙で簡単にまとめていたので引用してしまいます。

その共産党の堀越氏の反対討論も転記しておきます。共産党の政策には今ひとつ共感できないことが多いのですが、これについては、誠に、ごもっともかと。
問責するのなら、相手は広域組合の管理者なのでは?

152 ◯18番(堀越道男君)▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)
◯18番(堀越道男君) 私は議案に対する反対の立場で討論させていただきます。
 市長への問責決議ですけども、地方自治法にもはっきりした明文はありません。187条は不信任の決議だけですね。これは、やると市長から議会解散をやられますので、非常にうっかりできないというふうにあるんですが、今回の問責というのは、ある面では一般議案と同じように過半数の賛成ということなんだろうと思うんだけども、不信任の場合は3分の2の出席と4分の3の同意ということで大変重いものになります。しかし、この問責というのは、私は議員を長くやっていますけども、出されたのは初めてだろうと思うんですね。それだけに、これが出たときの対外的に与える影響というのは、やはり大きなものになります。これは大変なものですよね。
 今回、いろいろ言われている中で、市長に責任を問うという問題は消防の一元化の問題で、その過程で非常に常総広域の要望、要望といいますか、こちらの要望じゃなくて向こうの要求が非常に広域のメンバーをつくる中での原則からちょっと外れているといいますか、私はここに最大の問題があると思うんですよね。例えば、広域というのは、何と言ったっていろいろなお金を持ち寄って一つの単体、団体ができないものをみんなでやるということで、負担の軽減もあるだろうし、そういうものもある。そういういいものとして広域を考えた場合に、合併するんだから当然広域の中で一緒に仲よくやっていくというのが、負担の割合にしても何にしても同じだというふうに、一緒にならなきゃならないんだろうというふうに思うんですよね。それが後から入ってきたからということで一切負担の割合というんじゃなくて、すべて石下の合併の部分の費用は全部持て、しかも未来永劫に持てと。これは、やはりルール上は問題なんじゃないかというふうに思うんですね。基本は仲よくということだろうというふうに思うんですが、そういう面でこの問題について、ちょっと市長にだけ問題提起というのは当たってないんじゃないかと。問題は、やはり常総広域の管理者のかたくなな態度、ここにこそ問題があるんだというふうに思うんですね。これを突破するためには、市長も含め、議会も含め、やり方も含めて節を尽くしていかなきゃならないというふうに思うんです。
 いろいろうまい話はないような感じはするけれども、しかし、この一方的にこちらが悪いというだけでの論理は通用しないんじゃないかというふうに思うんですね。いずれにしても、手続にしても前の市長の長谷川さんのときからもう決まっている話ですからね。ですから、当然石下が常総広域に入るというその流れは、はっきりしているわけですから、その点が漏れた話だとか、先に言ったとかということ自体が交渉のまずさではないというふうに思うんです。今の常総広域の管理者のかたくなな態度、これがやはり壊していると思うんですね。ここに断固とした抗議を上げるのが私は筋だというふうに思います。
 以上で、反対の討論といたします。


一般質問より。
広域組合の管理者に対する抗議文なり意見書も必要としか思えないんですが、なんで市長への問責決議だけなんですかね。

抜粋
2014.03.05:常総市平成26年第1回定例会(第4号) 本文
98 ◯11番(茂田信三)

市長がまず私どもに説明したのは、今度西南広域を抜けて常総広域に一元化になるから、議会の皆さんよろしくお願いしますとまず、一元化になるにしても、最初にだれもそろばんを弾くのは一元化した場合はどのくらい予算が浮くか、またオーバーになるかということなんですよね。その当時の説明では、私どもは石下出身です。石下の鬼怒川で西と東に分断されておりまして、西のほうが手薄になるから西のほうへ、遊休地があるんですね、保育所跡ですか、幼稚園か保育所あたりのところへ分署をつくると。最初に分署をつくって、持ち出しはそれだけで、あとそこの人数は水海道と石下の常総市でもつということで、若干数百万高くなるということで、ここにおられる議員の方、決まるまでは意見を何人か出しましたが、ではそれでよろしいでしょうということでオーケーのサインを出したんです。
 後日、日にちはことしに入ってからでしたっけ。急遽、正副議長と常総市から出ている西南広域の二人、あと執行部が来て、実は暗礁に乗り上げましたと。どうしたんですかと言ったら、向こうは石下中、石下駅の近くに石下分署があるんです、その建てかえもまず常総市で持ちなさいと。消防車も古くなったから今度常総市のお金で持ちなさい、人件費も常総市で持ちなさいが条件だと言うんですよ。そのとき集まった議員も、そういうばかな話は聞いていられないと。それをまた全協に持っていきましたら、議員全員の方が猛反対になって、これはまず入る見込みは250%ないと思います。守谷市の会田市長という方が広域の管理者なんです。消防の管理者、常総市の高杉市長、つくばみらい市の片庭さんという方が副管理者、管理者の通知が来たんですよね。
(略)
この文章を見ると、議会を通さないで管理者が入れないなんていうのは、これは横暴でしょうよ。私が前に言ったでしょう、ここに管理者を呼んでくれって、参考人で。常総広域の消防というのは、会田市長が全額出しているんですか、お金を。高杉市長、会田市長の自分の消防なんですか。違うでしょう。何で一人で入れるとか入れないとか決められることができるんですか、まず。自分で百歩譲って会田市長が全部持ってくれるならいいですよ、消防車を買って。違うでしょうよ。負担金で、ここなんか多いほうでしょう、4万なんぼだもん。

一般質問の答弁より抜粋。常総広域組合が永久に負担という条件を持ち出してきた理由は何なんでしょうね。

2014.03.03:常総市平成26年第1回定例会(第2号) 本文 
152 ◯企画部長
常総広域の管理者からは、石下地区が加入するに当たっては他の構成市の負担金に影響を与えないことという条件が示されました。これを受けまして、市では早速この条件に対しての具体的な案を検討いたしました結果、一つ目として石下地区北西部に建設する新出張所の建設費、消防車両購入費等の経費について、二つ目として石下地区の加入に伴い、常総広域で平成27年度に新規採用する職員の人件費及び教育費について、そして三つ目といたしまして、一元化後の石下分署と石下新出張所に配置される職員の人件費及び維持管理費について、これら3点については常総市が負担するといった条件を決定し、平成25年10月25日に常総広域事務局に提出をいたしました。
 その後、常総広域事務局で構成市の事務担当者による協議が数回行われまして、その協議結果をもとに平成26年2月19日に本案件についての常総広域臨時管理者会が開催されました。管理者会では、石下地区の常備消防の加入に伴うすべての費用は常総市が永久に負担することが条件となるので、それができなければ編入は認められないとの結論が出されたところでございます。高杉市長からのこれまでの経過を説明し、議会の意見をお聞きしたいので組合議会に議題を上げてほしいとの申し入れについても、管理者会の結果については組合議会の議案としては提出できないとの結論となりました。

2014-03-19 - ひつじのメモ  問責決議



常総市のウェブサイトのリニューアル提案

市議会とは全く関係ありませんが、常総市関連ということで、ここに書いてしまいます。
常総市ホームページリニューアル方針を読むと、何を変えたいのかが分かります。
常総市ホームページリニューアルに関わる情報提供依頼書(RFI)について

以前のブログ記事で、ウェブサイトを変える必要はないのではないかと書きましたが、方針を読むと、変更するには十分な理由がありそうです。
スマートフォンなどへの対応は、当然、必要ですよね。というより、今後を見通せば、スマートフォンタブレット)での閲覧をメインにして、パソコン“でも”読めるようにしたほうが良いくらいかもしれません。
職員さんでも簡単に更新・修正ができるようにする(CMS)というのも、良いですね。
千姫ちゃまを取り込むというのは、ちょっと、アレですけど。
(私は、常総市のウェブサイトとか広報誌を見ているほうだと思うのですが、常総市 観光物産協会が新しいキャラクターを作っていたことは、千姫ちゃまの着ぐるみが新聞記事になって知ったんですよね。どこかで公表されていたんですか?)


話はちょっとずれてしまいますが、こういう地方自治体のウェブサイトって、各自治体で作らなければいけないものなのでしょうかね。
ほとんどの自治体での記載内容は同じなのですから、国がサイトを作って、クラウド化してしまえば良さそうなのに。自治体ごとに少しのカスタマイズをすれば、十分に足りるでしょう。
10年前なら、地元の IT 企業の発展のためとかの理由があったかもしれませんが、今となっては大きな金額ではないでしょう。
財政や、議事録などのシステムもそうですよね。各自治体で作成して運営するメリットなんて無いと思う。
茨城県南の3つか4つの市町村で共通のクラウドサービスを使っているという新聞記事を読んだ記憶があります。広域組合の一元化もうまくいっていない常総市では当面は無理でしょうけど、本当に財政が厳しくなれば、全国的にそういう動きになるんでしょうね。5〜10年後くらい?



追記
千姫ちゃまですが、フェイスブックに「天樹院 千姫」という名前のページがあるそうですね。でもユーザー登録をしていないと読めないようです。誰のために書いているんでしょ?
千姫ちゃまに関する市議会でのやりとりがありましたので、記録しておきます。(抜粋)
これを読むと、観光物産協会が独自に作成したようです。つまり、市の公式(公認)キャラクターというわけではないんですね。常総市のウェブサイトでも千姫ちゃまについて何も書いていませんし。
観光物産協会で管理しているのに、自治体のキャラクターのように扱っちゃだめでしょうし、常総市はお金を出していないのにタダ乗りというのもどうかと思います。

2012.09.10:常総市平成24年第4回定例会(第2号) 本文


90 ◯3番(遠藤章江君)
また、トップページには、常総市観光物産協会マスコットキャラクター千姫ちゃまというコーナーもあるようです。千姫さまのキャラクターについては、以前、キャラクターデザインを市民から公募して決定した千姫さまキャラクターが存在するはずです。今回、突然降ってわいたように千姫ちゃまというものが登場したことは、まことに不思議の極みであります。
 では、ここで、その1について御質問をいたします。おおよそ観光事業にふさわしくない二つの会社が会員またはリンク先としてホームページ上に掲載されているのは、違和感があるとの市民からのお尋ねがありました。常総市観光物産協会とは何名の会員が存在し、どのような活動をする団体なのでしょうか。
 二つ目、どの県、市でも独自のマスコットを作成、決定する場合には、このことを広く世間に告知し、公募によって全国的に募集するのが通例であると思いますが、市民が知らぬ間に、千姫ちゃまというものが登場し、マスコットまで作成し、住民登録しましたなど、理解しがたい現実があります。その経緯について、疑問を持つ市民が多数おります。この点について御答弁をお願いいたします。


92 ◯産業労働部長
次に、観光物産協会のマスコットキャラクター千姫ちゃま誕生の経緯につきましては、千姫さまゆかりの地から着ぐるみキャラクターを招くなどの企画概要や、参加団体の実施イベント内容が決定されました。その際、各地のキャラクターを招くに当たり、常総市にキャラクターがないのはどうかという意見がありましたので、製作しましょうというようなことになりました。デザインは千姫さまということになりましたので、引経寺所蔵の千姫姿絵、まちづくりネットワークが選定した千姫さまキャラクターマーク、引経寺で使用しているイラストをミックスしたものということでまとまりましたが、製作日数が限られていることから、着ぐるみ製作会社に資料を提供し、キャラクターと着ぐるみの作製を依頼したものでございます。製作費は39万9,000円で、千姫まつり予算から支出をしております


104 ◯3番(遠藤章江君)
あともう一つ、やはり「様」とつくもの、黄門様とか、千姫様とか、やはり「様」とつくのはある程度の身分の方で、それなりの方につける名称ですよね。これはやはり、千姫ちゃまというのは、私はいかがなものかと、いろいろな歴史を研究なさっている方なんかからすれば、あまりにも、ちょっと小ばかにしたようなネーミングだなと思われても仕方がない、あまり品のよい名前ではないのかなと、これも私のあくまでも主観でございます。例えば、黄門ちゃまといって、これが水戸のほうの方が許すのかなと、そういうふうに少し私個人としては不満を持っております。
 今後、こういうものをつくるときはしっかり市民の意見を取り入れて、ある程度の時間をかけて、先ほど急いで時間がないときにやったと言いますけども、こういうものこそある程度時間をかけて、練りに練って、市民合意のもとにやるのが普通なのではないかと、このように思います。これからそのようにお願いしたいと思います。


常総ルネサンスへの道: ごめんね
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千姫なごみ館千姫さまキャラクターマークの公募
常総市観光物産協会のお知らせ | 千姫ちゃまポロシャツの販売について(2014年5月30日掲載)


百花繚乱 1/8 千姫

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