石岡市で、3事業への住民監査請求

スイーツ創出事業(進行中 1000万円?)と、屋台村建設事業(応募が1件で断念済み 450万円?)のほかに、もう一件(800万円くらい?)あるようですね。
茨城新聞の紙面を見れば載っているのでしょうが、未確認です。
(追記 茨城新聞によると、スイーツ創出事業1139万2000円、屋台村建設事業449万4420円、中心市街地活性化事業に623万7000円だそうです)



http://ibarakinews.jp/mobile/news.php?f_jun=13740681862710 「3事業の契約違法」 石岡市、住民41人が監査請求:茨城新聞 2013年7月18日(木)
「3事業の契約違法」 石岡市、住民41人が監査請求
石岡市が昨年度進めていた屋台村建設などの業務委託契約で法令違反があったとして、同市の-----(ブログ主削除)さん(83)ら住民41人は17日、市の3事業の支出金計2212万3420円を市に返還す

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130718/ibr13071802300001-n1.htm NPO法人との契約 石岡市民が監査請求 茨城 - MSN産経ニュース
監査請求書では、昨年5月に市がNPO法人「まちづくり市民会議」に中心市街地への屋台村建設を委託したのは、委託先を他の地方公共団体に限定した地方自治法に違反すると指摘。また、建設業の許可を持っていないNPO法人が事業を行うのは建設業法違反に当たるとしている。


監査請求されたスイーツ創造事業というのは、これかな?
http://www.city.ishioka.lg.jp/index.php?oid=8445&dtype=1000&pid=126 いしおかの魅力創造事業 茨城県石岡市
http://jazzday.exblog.jp/17809366/ 『いしおかサンド』いよいよ発売! −茨城県石岡市− : JAZZの普段着写眞館



なお、常総市の市民協働スタートブックでは、「まちづくり市民会議」が受託運営している「まちかど情報センター」を市民協働の事例として記載しています。
まちかど情報センターというのは市民協働の成功例として有名なもののようです。
http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/02918.html 市民協働スタートブックの策定について
http://business1.plala.or.jp/matikado/npococept/concept-npo.html まちづくり市民会議 まちかど情報センター



屋台村については、百条委員会の設置提案まであったようです。
http://iharu.cocolog-nifty.com/2199/2013/06/post-2a0c.html 石岡駅前屋台村計画は頓挫していた: 石岡歴愛非公認ブログ
http://snsoku.net/news/1165437 石岡市 屋台村を断念 - ソーシャルニュース
http://i-yatai.com/ 石岡屋台村 ( Ishioka Yataimura )



追記

http://ibarakinews.jp/mobile/news.php?f_jun=13794246397829 3事業支出返還 住民請求を棄却:茨城新聞 2013年9月18日(水)
屋台村建設の業務委託契約など石岡市の3事業の契約において、法令違反があったとして、同市内の住民41人が7月17日、3事業の支出金計2212万3420円を市に返還するよう久保田…


追記 2014年2月
2014年度はパティシエとの契約をしないことにしたそうです。



やさと茅葺き屋根保存会

全くの別件ですが、石岡市といえば、やさと茅葺き屋根保存会の問題がありました。
以前、記録した記事は、こちらになります。http://d.hatena.ne.jp/hyakubann/20130416#p1
google 検索をするかぎり、その後の報道などは見当たりませんが、石岡市議会や委員会での議事録はありましたので、転載しておきます。
不適切な処理はあったかもしれないが、不正・不当なものは無かったということのようです。(でも、朝日新聞に抗議したわけでもなく、保存会のウェブでも何も言及していないのは、少々、不可解ですね)


石岡市の委員会の議事録では、石岡市は、この事業には関わっておらず、また調査しても不正は無かったとのことです。(ただし2月6日の報道の2日後に報告されているので、どこまで調査したのか、少し疑問ですね)

石岡市 平成24年度 環境経済委員会 第9回委員会 (2月8日)
http://www8.ocn.ne.jp/~ishioka/shinshi/iinkai/24/kankyou_keizai/kankei_25_02_08.html

商工観光課長)
私からは,平成25年2月6日付けの朝日新聞朝刊茨城版での「やさと茅葺屋根保存会」の不適切な会計処理報道がありましたので,この件に関してご説明をさせていただきます。
 不適切な会計処理があったとされる事業でございますが,やさと茅葺屋根保存会が直接応募をしまして,平成21年度から文化庁の採択を受け実施しております「ふるさと文化財の森システム推進事業普及啓発事業」というものでございまして,やさと茅葺屋根保存会が文化庁と契約を締結しまして,受託している事業でございます。市はこの事業につきまして全く関与はしていないわけでございますが,新聞におきまして事務局は石岡市商工観光課に置かれているとの誤解を招く報道がなされていましたことから,改めて正しい内容についてご説明をさせていただきたいと思います。
 市は,茅葺民家を観光資源として位置付けておりますことから,茅刈りボランティア募集の受付及び茅刈り作業の事業活動,こちらに協力をした経過はございますが,会計処理や運営に携わっているという事実はございません。また,当該保存会会則におきましても,商工観光課に事務所を置くという旨の条文はございますが,事務局機能を果たしているというわけではございませんことを,まず,明らかにさせていただきたいと思います。
 また,先にもご説明をさせていただきましたとおり,当該案件の内容につきましては,文化庁とやさと茅葺屋根保存会の直接受委託契約でございますことから,市がどこまで踏み込んでいいのかという難しいところではございましたが,関係団体ということでございまして,事実関係について調査を実施いたしました結果,文化庁に提出した企画提案書に基づき事業の実施や支出がされているということでございまして,不正な支出というのは,現段階のところでは見当たらなかったという状況でございます。
 ただし,事務処理上の配慮不足とか,会計処理での不適切な部分が見受けられましたので,市としましては,是正の指導を今後行ってまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。


本会議(25年度第一回)での関昭議員の質問によると、そもそも新聞記事が事実と異なるそうです。(ただし、寄付が本人の意思によるのかには言及していません。また、保存会の年次報告時に、基金口座について文書で提示していなかったようですから、問題視されるのは仕方ないように思います)

http://asp.db-search.com/ishioka-c/dsweb.cgi/document!1!guest03!!11245!0!1!5,-1,5!1919!99508!5,-1,5!1919!99508!9,8,7!1!3!99497!202!1?Template=DocPage
平成25年第1回定例会(第2日目) 本文
発言番号 202
◯12番(関  昭君) 質問に入ります。
 質問項目の第1でありますが、茅葺き屋根の保存について質問をいたします。
(略)
 次に、寄附金について申し上げます。文化事業について各人に支払った際に寄附をお願いして、保存会への寄附を受けておりますが、寄附金はその方々以外の多くの方からもありまして、寄附金は全て氏名、月日、金額等、明確に記録されておりまして、何ら問題はありません。決算書では、寄附金を一括して、22年度130万6,500円、23年度61万7,100円と記載されております。
 また、23年度の決算報告書に茅葺き保存基金の記載がありませんでしたが、会計担当が別会計として処理し、総会で口頭で報告し、了解されております。新田さんという方が会計担当をやっておるんですが、新田さんは会計の専門でもなく、家業をやりながらボランティアで会計業務をやっており、文化庁に対する申請、あるいは事業報告、決算と、全て彼1人が担当してやっております。大変私は頭の下がる思いであります。そうはいっても公金を扱うことから、24年度からはNPO法人の会計に準拠した会計処理を実施し、透明化に努めているところだそうであります。
(以下、続きますが、略)

やさと茅葺き屋根保存会に、返還請求(この項、9月18日追記)

保存会が茅葺き民家に提供した茅の代金(協力金)として受け取ったお金は事業収益に当たるとして、該当する146万円を文化庁が返還を求め、保存会は応じる方針。
他に、謝金として保存会が支払った2万円のうち1万円を寄付金として受け取って積み立てていた件については、不問のようです。