放射性の指定廃棄物の最終処分場 その12

新聞記事のクリップです。引用元を記載していないスキャンデータは朝日新聞です。
栃木県と千葉県の市町村会議の記事がメインです。(宮城県の記事も追加しました)


高萩市長 草間吉夫さんの人物記事

朝日新聞の「おやじのせなか」というシリーズ記事で取り上げられていたのでクリップしました。当時の高萩市長が里親なのだそうです。
それと松下政経塾の出身なのですねぇ。そうかぁ。。。

市町村へのアンケート調査

読売新聞に最終処分場についての記事があると教えていただきました。各自治体の考えを知るのにとてもよい記事でしたので、アップします。

5県を合わせた調査結果 6月1日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130601-OYT1T01351.htm?from=ylist 指定廃棄物の県内処理、「賛成」自治体4割だけ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
茨城、栃木県など5県については各県に最終処分場を設けて処理するとの国の方針に対し、「賛成」は全194市町村のうち42%(83市町村)にとどまることが、読売新聞のアンケート調査で分かった。
 県内処理に「反対」は19%(37市町村)で、74市町村が賛否を示さず、関係自治体の間で十分な理解が得られていないことが明らかになった。

読売新聞 6月3日 茨城県内の調査結果
常総市福島県内での処分が望ましいと返答したそうです。賛成しないだけならまだしも、福島県を持ち出すとは残念です。
(追記 常総市長は福島第二原発の敷地への処分を考えておられると、コメント欄で教えていただきました)


群馬県の調査結果

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130603-OYT8T01560.htm 指定廃棄物 「県内処理」19市町村賛成 : 群馬 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「賛成」は県内19市町村に上るものの、設置候補地になった場合に「前向きに検討する」とした市町村はゼロだった(略)
 「反対」は、渋川、富岡、吉岡、草津南牧、川場、昭和の7市町村。吉岡町は「住民理解が得られない」、草津町は「各県分散処理は管理上好ましくない」とした。残る9市(前橋、高崎、桐生、伊勢崎、太田、沼田、藤岡、安中、みどり)は「現段階では回答を控える」「どちらとも言えない」などと賛否を明らかにしなかった。

選定手順 まとまる 5月21日

http://mainichi.jp/select/news/20130522k0000m040058000c.html 指定廃棄物:最終処分場の候補地選定手順案まとまる− 毎日jp(毎日新聞)
環境省は27日以降、5県で市町村長会議を開いて案を諮り、了承を得た県から具体的な選定手続きに入る。

 案によると、候補地は各県の国有地を基本に選定する。まず、活断層から300メートル以内▽東日本大震災での津波到達ラインより海側▽史跡・名勝・天然記念物の所在地−−などの地域を除外。次に必要面積が確保された土地の中から▽自然が残っている度合い▽水源との距離▽集落との距離▽指定廃棄物の発生量−−の4項目を踏まえ、各県で5カ所程度を選定する。1カ所に絞り込む際には、地元の意向を尊重して、追加や優先すべき評価項目があれば県ごとに対応する。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130521/dst13052121310008-n1.htm 「指定廃棄物」処分場選定問題 環境省が新手順案 +(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013052100971 時事ドットコム活断層津波浸水区域を除外=指定廃棄物の処分場で素案−環境省

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130521/dst13052123270009-n1.htm 指定廃棄物新手順案に評価や不安の声 - MSN産経ニュース
茨城県高萩市の担当者は「処分場が来るかもしれない不安は他の自治体と同じ」としながら、「昨年のように一方的な選定ではなく、市町村長会議を経て決まる点は安心」と評価。栃木県矢板市の担当者は「市町村長会議でどういう議論をしていくか、手順案を精査したい」とし、再び候補地とされないよう慎重に対応する姿勢を示した。

http://www.asahi.com/area/tochigi/articles/MTW1305220900002.html 朝日新聞デジタル:選定方法案まとめる 指定廃棄物処分場 - 栃木 - 地域


http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20130521/1049355 指定廃棄物処分場 選定手順案27日本県提示へ |下野新聞「SOON」
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130523/1050965 指定廃棄物処分場で知事、国の選定手順案に理解 |下野新聞「SOON」
福田富一知事は23日の定例記者会見で、(略)「尊重する。考え方としては国の示したものは妥当性がある」との見解を示した。
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/yaita/news/20130523/1050374 矢板市長、発生量考慮の選定手順に否定的見解 指定廃棄物処分場問題 |下野新聞「SOON」
矢板市の遠藤忠市長は22日、指定廃棄物の発生量の多さを考慮して候補地を選ぶとする環境省の選定手順案について、「除染や風評被害払拭に取り組む市町にとって二重、三重の苦しみを押しつけることになる」と否定的な見方を示した。


http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130524ddlk09040154000c.html 東日本大震災:福島第1原発事故 指定廃棄物処分場選定 新手順案「尊重する」 知事、議論前進に意欲 /栃木− 毎日jp(毎日新聞)
福田富一知事は23日の定例記者会見で、最終処分場の候補地を選ぶための新たな手順案を「妥当性があると思う。有識者が合意して決めたものなので、尊重しなければならない」と評価した。

栃木県 市町村会議 5月27日

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130526ddlk09040159000c.html 東日本大震災:福島第1原発事故 指定廃棄物最終処分場問題 「県内処理」再び紛糾も 候補地選定、あす市町長会議 /栃木− 毎日jp(毎日新聞)
福田富一知事は指定廃棄物が県内で逼迫(ひっぱく)している状況を解消するため、国に同調する姿勢を見せている。
 指定廃棄物の保管量が県内で2番目に多い那須町。高久勝町長は14日の一時保管状況の調査の後、「処分を急がなければいけないとわかっているが、(処理方針については)結論を出しづらい」と苦しい胸の内を明かした。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130526/dst13052621310007-n1.htm放射能漏れ】選定手法見直しで前進なるか 「指定廃棄物」処分場、27日から地元協議+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
処分場の建設をめぐっては、栃木県などで県内設置に難色を示す意見がある半面、仮置き場の容量が切迫する千葉県の自治体からは早期設置を求める声が出ている。井上信治環境副大臣は「各県の要望に応じたローカルルールを入れ、最大限に配慮する。各県で進捗に差が出るのは仕方ない」と述べ、今後の各県の議論次第で選定時期にばらつきが出るとの認識を示した。
 手順案が明記した各県への地域振興策について、井上氏は「ある程度候補地が決まらないと、具体的なものは示せない」と述べるにとどまっている。
 東洋大学の山谷修作教授(64)=環境政策=は「いわゆる『迷惑施設』の設置では、どれだけ地元へメリットを提供できるかが鍵になる。地元の雇用創出や、再生可能エネルギー施設の新設など受け入れ側が納得できる具体的な振興策を早く示さなければ、話は進まない」と指摘する。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130527/1053375 指定廃棄物処分場、結論出ず 第2回市町村長会議 |下野新聞「SOON」
福島県での指定廃棄物処理を求める首長がいたことから、福田富一知事は首長たちに「福島県の市町村長と協議し、自分たちの考えが通るか、議論してその結果を教えてほしい」と提案した。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130528/tcg13052802050002-n1.htm 廃棄物最終処分場 市町長会議 国側「県内」崩さず 栃木 - MSN産経ニュース
市町長からは福島県内での処理を求める意見が多く出されたのに対し、環境省側は「県内処理」の原則を崩さず、会議は入り口論で膠着(こうちゃく)状態に陥った。
 首長が「国は福島県に、本当に受け入れられないか調査したのか」と、改めて福島県側の意向説明を求めると、県内処理を主張する福田富一知事が「県外処理が本当に可能なのか。首長のみなさん、福島県の市町村長と相談してみてください。それまでこの会議はやめます」と業を煮やす場面もあった。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130529/1055101 指定廃棄物処分、首長会議の議論遅れる可能性 |下野新聞「SOON」
一部の首長による県外処理案の主張などで会議は入り口で紛糾し、本題の議論には入れずじまい。県内26市町の首長たちは7月上旬までに独自の会合を持つことになり、その結果を受けて3回目以降の市町村長会議での議題となりそうだ。

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130528ddlk09040088000c.html 東日本大震災:福島第1原発事故 指定廃棄物最終処分場問題 首長会議、議論さらに混迷 「県外処理」論、知事が不快感 /栃木− 毎日jp(毎日新聞)
基本方針に対する合意の気配は全く見られないまま、予定時間は過ぎていく。しびれを切らしたように口を開いたのは、福田知事だった。「福島県に運び出すということが本当に可能なのか。(県外処理という)自分たちの考えが本当に通るのかどうか、早く福島県の市町村長と相談してくださいよ」。自身もやむなしとする「県内処理」になかなか首を縦に振らない市町長に対し、語気を強めた。
 福田知事による突然の「提案」に、会議終了後、宇都宮市の佐藤栄一市長(県市長会長)は「福島県側と協議することにはならないと思う」とする一方で、基本方針について国が改めて妥当性を説明すべきだとした。矢板市の遠藤市長も知事の提案には否定的な見解を示し、会議についても「国の(処理方針への)回答には納得できず、一歩も前に進んでいない」と切り捨てた。

栃木県の首長の発言など 5月28日〜

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130529ddlk09040086000c.html 東日本大震災:福島第1原発事故 指定廃棄物処理「県も積極関与を」−−那須町長 /栃木− 毎日jp(毎日新聞)
那須町の高久勝町長は28日の定例記者会見で、「県内1カ所に設置するという強い姿勢を取るなら、(候補地選定の基本とされる国有地だけでなく)県有地を候補に挙げるなどの努力をすべきだ」と述べ、「仲介役」に徹する県に積極的な関与を求めた。(略)
高久町長は「福島にすべきだとは言わない」と一線を画す一方で、「放射性物質の被害に遭っている地域は除外すべきだ」

http://www.asahi.com/area/tochigi/articles/MTW1305290900003.html 朝日新聞デジタル放射能被害地域は除外を 処分場で那須町長 - 栃木 - 地域
選定方法案で、「指定廃棄物の発生量」が評価項目に盛り込まれたことにも強く反発した。「那須町那須塩原市には指定廃棄物の54・69%が集中している。汚染されたところに、また持って来るというのはあまりにも残酷すぎる」と強調。「放射能で痛めつけられた以外のところでは、少しずつ痛み分けをしてもいいのではないか」と、放射能に汚染された地域への配慮を求めた。

http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasu/news/20130528/1053912 那須町長、選定手順案に反発 指定廃棄物処分場問題 |下野新聞「SOON」
那須町放射能の実害に遭っている。そこに持ってくるとなると傷口に塩を塗り込むことになる。認めるわけにはいかない」と激しく反発した。定例記者会見で記者の質問に答えた。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20130530/CK2013053002000173.html 東京新聞:指定廃棄物処分場問題 鹿沼市長、知事発言に不満:栃木(TOKYO Web)
 鹿沼市佐藤信市長は二十九日の記者会見で、(略)国が福島県内の帰還困難区域の住民らから土地を買い、そこに最終処分場を建設する案を提唱。「避難している人のコメントを(報道で)読むと、『帰還できるのか』『もうこのまま(避難先に)定住しちゃうんじゃないか』という声が圧倒的に強い。生活再建で悩んでいることを考えると、もう一度(避難者と)話し合うのが国の役割だ」と指摘した。

http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasu/news/20130602/1057386 指定廃棄物問題で意見交換 那須で住民と知事 |下野新聞「SOON」
福田富一知事と県民が対話する「とちぎ元気フォーラムin那須」が1日、那須町寺子乙のゆめプラザ・那須で開かれた。町民ら約100人が参加、関心が高まる指定廃棄物最終処分場問題などで意見を交わした。(略)
那須町の)高久勝町長はフォーラム後のあいさつで「最終処分場を町に持ってくれば傷口に塩を塗り込むことになる」と5月の定例記者会見で述べたことや石原伸晃環境大臣が市町村長会議の議論に「自分の裏庭には持ってくるなということ」と話したことを念頭に、「県内処理はやむを得ない。町は(放射能汚染の実害や除染で)いじめられた。これ以上いじめないでということ」と述べ、広く理解を求めた。


http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/shioya/news/20130607/1061114 塩谷選定なら「絶対に」反対 指定廃棄物の処分場で町長 |下野新聞「SOON」



千葉県の市町村長説明会 6月3日

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0303Q_T00C13A6CR8000/ 汚染の廃棄物最終処分場、「分散」意見続々 千葉の市町村長 :日本経済新聞
千葉県の市町村長会議が3日、千葉市で開かれた。
 環境省は県内に処分場を1カ所建設する方針を説明したが、54市町村の首長らから「1カ所に集める根拠がわからない」「2、3カ所に分散すべきだ」などの意見が相次いだ。
 井上信治環境副大臣はリスクを集中管理するため「従来の方針通り県内で1カ所に集約して処分場を造らせていただきたい」とする一方で、「別のやり方で合意ができるのであればそれも尊重したい」と含みを残した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013060300789 時事ドットコム:県内1カ所にこだわらず=指定廃棄物の最終処分場−井上環境副大臣
 千葉市内で開かれた会議では、複数の首長から「建設地を1カ所に決めようとすれば、自治体間でもめる」「選定された自治体の首長は、死刑宣告されたようなもの」などと、最終処分場を県内に分散させ、複数設置するよう求める声が相次いだ。

http://mainichi.jp/select/news/20130604k0000m040074000c.html 原発指定廃棄物:最終処分場、複数設置も 千葉県− 毎日jp(毎日新聞)
同省は各自治体の状況に応じて複数箇所で設置できるとの見解を示した。
 従来の政府方針では県内に1カ所作るとされていた。会合では、市長らから「1カ所だけ選定すればもめる」「2〜3カ所に分けた方がいい」との意見が続出。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130603/chb13060322100009-n1.htm 最終処分場「複数建設」も 初の市町村長会議 千葉 - MSN産経ニュース

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130604/CK2013060402000145.html 東京新聞:指定廃棄物最終処分場 「1カ所でなく、分散化を」:千葉(TOKYO Web)
市町村からは目立った異論は出なかったが、「取水源の近くにつくらないことを重視してほしい」と要望があった。
 一方、複数の市町が「一カ所に集める根拠が分からない」「一カ所に絞るとその市町村長は大変だ」と処分場の分散化を求めた。

http://mainichi.jp/opinion/news/20130605k0000m070151000c.html 社説:指定廃棄物処分 国・県の連携で解決を− 毎日jp(毎日新聞)
新手順案の説明に際しても「福島県に集約するのがわかりやすい」などの異論が出ている。廃棄物を生んだ責任者は東電だ。厄介者はごめんだと首長たちが考えるのも分かる。しかし、それが廃棄物を福島県に運び込む理由にはなるまい。住民の意見にも耳を傾けながら地域の問題として解決するのが筋だ。処分場とセットで国による地域振興策を求める声も市町村にはあるが、利益誘導ありきは安全性への疑念を生み、かえって住民の反発を招きはしないか。

宮城県

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130530ddlk04040041000c.html 東日本大震災:福島第1原発事故 指定廃棄物最終処分場「県内設置」に反発−−市町村長会議 /宮城− 毎日jp(毎日新聞)
この日、福島県への集約を求めたのは栗原、丸森、大河原の3市町長。佐藤勇・栗原市長は「政権交代があっても(方針が)何も変わらずがっかりした。国が(福島県内で)土地を買い取り、集約するのがわかりやすい」、保科郷雄・丸森町長は「当初は『県内に』と思ったが、住民にいくら説明しても仮置き場も決まらない。やはり『宮城にはいらない』とならざるを得ない」と主張した。これらに対し井上副環境相は「宮城の場合と同様、福島の意向は無視できない。『県外の指定廃棄物は受け入れない』とする福島の意向を尊重する」と応じた。

 また伊勢敏・大河原町長は「東京電力が(宮城で処理をさせずに)排出者責任を果たすようにするのが国の責務」と述べたのに対しては、環境省の担当者が「放射性物質汚染対処特措法に基づき、国が責任を持って処理する。東京電力には費用面で責任をとってもらう」と回答した。

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130604ddlk04040102000c.html 東日本大震災:福島第1原発事故 指定廃棄物処分場選定 栗原、登米市長「発生量」重視に反対 /宮城− 毎日jp(毎日新聞)

栗原市の佐藤勇市長は3日記者会見し、「発生量が多いことで候補地としての評価が高まるのは納得できない」と、改めて国の選定方針に反対する見解を示した。(略)
同市長は「実際は量の問題が前面に出ている」と認識。「福島県民を苦しめる意図はない」としながらも、第1原発付近での集約処理を改めて訴えた。
 また、登米市の布施孝尚市長も同日の会見で、「発生量」重視に反対する姿勢を示した。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130604t11024.htm 河北新報 東北のニュース/最終処分場 宮城県内設置方針に登米栗原市長反発
◎「全て福島ではあまりにも酷」/谷復興副大臣

 福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場をめぐり、谷公一復興副大臣は3日、「一部に『発生源の福島県へ』という意見があったようだが、どうかと思う」と苦言を呈した。美里町との復興に関する意見交換会で発言した。
 谷副大臣は「『なぜ自分たちが』という気持ちは十分理解しているが、みんな福島へというのは、福島の人たちに思いを致すとあまりにも酷」と述べた。候補地の選定に当たっては「大きな度量で考えてほしい」と強調した。

追記 6月6日

コメント欄で、常総市長は指定廃棄物を福島第二原発の敷地へ処分することを考えておられると教えて頂きました。
その福島第二原発が立地している楢葉町(一部は富岡町)への、中間貯蔵施設の建設に関する新聞記事がありましたので、アップしておきます。4月のものですから古いです。
茨城県内に有る指定廃棄物と、中間貯蔵施設に保存する予定の物の放射能レベルは全く異なるので同一視はできないでしょうが、村や住民の発言を読む限り、最終処分場を受け入れるとはとても思えません。
(国も、福島県内には最終処分場は作らない方針ですしね)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013060200161&g=soc 時事ドットコム:中間貯蔵施設に批判噴出=福島・楢葉町民に説明会−環境省
(2013/06/02-20:21)
福島県楢葉町波倉地区の住民を対象に、ボーリング調査に向けた説明会を行った。住民からは「帰ろうという気持ちをくじく」と批判が相次いだ。(略)
 出席者によると、同地区の男性が「国から線量が低いので帰れと言われている所にどうして造るのか」と訴え、同様の意見が多く上がった。