唯一の正解があるという幻想

数日前の朝日新聞に共感できるコラムがあったので、クリップしておきます。


以下はテキトーな感想。
東電原発事故によって、専門家でもとんでもない間違えをおかすことが明らかになったし、そういう専門家を強く批判しているのに、「どこかには正解があって、誰かはそれを知っていて、自分には判別できる能力がある」という前提で考えるのは矛盾しているんじゃないかな。


それと、正しいことは分からなくても、「○○は間違っている」ということは明確に言える場合もある。
それなのに、それを言うと「本当のことは誰にもわかっていないのだから、間違いかどうかも言えない」などと返されてしまう。


「本当のことは誰にも分からない」のと、「○○さんは信用できる」というのも両立しないと思うのだけど、必ずしもそうはならないみたい。


考え方は色々あって構わないのだけど、カルト化してしまったり陰謀論に巻き込まれないように気をつけて欲しいですね。



追記 関連しそうな話
http://mojix.org/2012/12/28/seikai-shugi 日本を覆う「正解主義」という宗教みたいなもの - モジログ